教育ICTリサーチ ブログ

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やってみた:Duolingo2回目の記念日…えっ?数学と音楽もできるようになるの?

 こないだ700日連続でDuolingoをやっています、と報告したばかりですが、10月28日がDuolingo2回目の記念日だったそうで、メールが来ました。あっという間の2年間です。ほぼ毎日やっているんだなあ、というのがわかります。

 どれくらい学習しているのかを数字でも教えてくれます。獲得したXPはまあいいとして、学習した単語は2736、復習したフレーズは34610だそうです。紙のテキストや問題集を使っていると、こうして数字でバッチリ出ることはないのでうれしいです。しかし、これだけ単語を学習し、フレーズを復習しても、韓国語が話せるようになっている感じは全然しません。K-POPのアーティストのインタビューから、たまーに1つか2つくらい単語を拾えるようになった程度です。そう考えると、学校で学んだ英語教育ってすごかったな…。僕らが学習にかけた時間もだけど、先生からかけてもらった時間もすごかったんだと思います。

 そんなことを思った2回目のDuolingo記念日の翌日10月29日に、いつものとおりスマホでDuolingoをしようと立ち上げたら、「数学と音楽コースが新登場!」と書いてあります。ついに言語じゃないものまでやれるようになったか…と思って、数学を始めてみることにしました。

 「数学の勉強はどこまで進んでる?」と訊かれたので、「成人」を選びました。僕は中学校までは数学もできていましたが、高校でドロップアウトしているので、不安ではありますが、まずはやってみようと思います。

 問題を解いてみると、ごくごく簡単なところからスタートしました。数直線をドラッグして選んだり、あんまり解いたことのない形式の問題が出題されるのもおもしろいです。
 これからどんなふうに進んでいくのか。数学の学び直しもスタートしようと思います。

 言語学習の問題づくりや完全習得学習の仕組みづくりやモチベーションコントロールのノウハウなど、これまでのDuolingoのもっていた知見が、数学でどんなふうに形になるのかがとても楽しみです。Duolingoの進化を一緒に体験しているのが本当におもしろいです。

(為田)