教育ICTリサーチ ブログ

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テレビで「世界195か国の人と乾杯しようの旅」を見て、テクノロジーが異文化コミュニケーションを劇的に変えたのを感じた話

 一昨日11月13日に見ていた日本テレビの「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」のなかのコーナーで「世界195か国の人と乾杯しようの旅」というのをやっていました。

“全世界195か国の人と乾杯をする”という目標を掲げ、日本を訪れているたくさんの外国人の方々に話を聞くコーナー・第3回目。過去2回で22か国の人たちと乾杯に成功しており、今回は、1日に約2万4000人の外国人観光客が集まる“アニメ・マンガ文化の聖地”東京・秋葉原でインタビューを敢行する。

https://www.ntv.co.jp/warakora/articles/396er81n4tm1r3r0gkz.html

 秋葉原で外国人の方にどんどん話しかけていくのですが、インタビューをする方はポケトークのようなデバイス(遠目で見えなかった…)を使って、何語であろうと通訳なしでどんどんコミュニケーションをとっていくことです。これ、めちゃくちゃ便利だな、と。最初だけ「Where are you from?」と訊いて、どこから来たかがわかれば、何語でコミュニケーションをとればいいのかを設定して、お互いに母国語でデバイスに向けて話すだけでコミュニケーションがとれてました。

 それともうひとつびっくりしたのは、インタビューをしていて「日本でおもしろかったことって何?」という話になれば、すぐにスマホのカメラロールで写真を見せてくれるし、「こないだ結婚式を挙げたばっかりで…」というご夫婦は、スマホのカメラロールから母国での結婚式の様子の動画をみせてくれていました。
 スマホのカメラロールでいろんなものをすぐに見せられるのって、コミュニケーションを変えてるかもしれないな、と感心しました。若い頃に行った海外旅行とかで機械翻訳のツールやスマホのカメラロールがあったなら、どんなふうだっただろう、と思ったりします(これで「英語の授業なんて要らないじゃん」とは全然思わないです。やはり生身で瞬時にリアクションがとれるっていうのは、すごく気持ちいいのでできたらいいと思っていますから、英語の勉強はした方がいいと思っています)。

 異文化コミュニケーションの形は、テクノロジーですごく変わってきているのだろうな、と感じさせられたテレビ番組の1コーナーでした。翻訳ツール、あんまり使ったことがないので使ってみようかな、と思いました。

pocketalk.jp

 ポケトーク、アプリもあるんですね…インストールして使ってみようかな…。

(為田)