弊社フューチャーインスティテュートは淑徳小学校放課後クラブ「淑徳アルファ」内で、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を実施しています。今回はちょっとした「おまけ」のレポートを書きたいと思います。
デジタルとアナログを行き来しての、「つくる」楽しさを感じてほしい
2024年4月から5月にかけて3年生のクラスで取り組んでいた「ショートショートを書こう」で書いた作品を、6月の授業のときに「本にしたの!」と1人の子が持ってきて見せてくれました。電子書籍が、紙の本で発行されたようなものです。デジタルとアナログが繋がる感じで、とてもうれしく思いました。

カズトロジーはコンピュータを使う授業ですが、「コンピュータの操作方法」を教えたいわけではなくて、「コンピュータを使って考えたり表現したりする方法」を教えたいと僕は思っています。
だから、スクールタクトを使って書いた作品を気に入ってくれて、それを紙の本でも作ってみたいと思ってくれたことがとてもうれしかったです。
何かを作ったり、人に何かを伝えたり、自分の知りたいことを追究できたり、そういうことができるのであれば、デジタルでもアナログでもどちらでもいいと僕は思っています。カズトロジーはコンピュータを使う授業なので、出発はデジタルになることが多いですが、そこからこうしてアナログにまで「つくりたい」という意欲が滲み出していくのを見られたのはとてもうれしいことでした。
小学校2年生のアップデートぶりに驚いた
2学期になって授業が再開し、2年生のクラスで「共同閲覧モード」をONにして、みんなで課題に取り組む授業をしていました。みんなの画面を見て教室内を歩いているときに、何人かの子の画面がちょっと様子が違っていることに気づきました。
誤操作で何かトラブルが起きているのかと思って、一人の子に「あれ?なんか画面ちょっと違うね…?」と話しかけてみると、「あたし、ベータ版使ってるからだよ」と答えてくれました。
小学校2年生から「ベータ版」という言葉が普通に会話に出てきたのがとても印象的でした(褒めてます)。

スクールタクトの画面上部にベータ版を有効にするボタンがあることは知っていました。特にそれを「押す/押さない」について言及もしていませんし、教室で誰からも「押していいですか?」と質問を受けてもいなかったのですが、その子は自分の判断でベータ版を有効にするボタンを押していたのです。
カズトロジーの授業では、1年生の最初の授業から「コンピュータを使うときは、やりたいことをどんどんやってみよう。やっぱり違うな、と思ったら、いつでも元に戻せるのがコンピュータのいいところですよ」と子どもたちに伝えています。そのメッセージがきちんと伝わっている子がいるんだな、と思いました。
(為田)