弊社フューチャーインスティテュートは淑徳小学校放課後クラブ「淑徳アルファ」内で、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を実施しています。
1年生は2クラスに分かれて隔週でカズトロジーの授業を受けているので、1学期にあった授業は5~6回でした。その間に、スクールタクトに自分のIDとパスワードでログインできるようになりました。また、スクールタクトでいろんなオブジェクトを動かしながら、マウスのクリックやドラッグの基本操作をくりかえし練習してきました。
2024年8月6日の1年生のクラスでは、子どもたちにもっと自由に絵を描いてもらおうと思って、ペイントを使って自由に絵を描いてもらいました。
淑徳小学校のコンピュータ教室に入っているSKY MENUで全員の画面にペイントを起動して、「ペン」ツールを使って自由に線を引く方法と、ペンの色を変える方法を最初に紹介しました。また、スクールタクトでもやったようにいろいろな図形を作ることもできることを紹介しました。
スクールタクトと違って、ペイントでは「塗りつぶし」ツールがあるので、これも紹介しました。色を選んで、囲われた部分を一気に好きな色で塗ることができるのが、子どもたちにはおもしろかったようです。
最後に「失敗してもすぐにやり直せるのがコンピュータのいいところです」と言って、「元に戻す」ボタンを紹介しました。
最初に基本的な操作方法だけを紹介したら、あとは子どもたちにどんどん自分がやりたいようにやっていってもらっています。たくさん機能を紹介しすぎても全部は使い切れないですし、何より「はやくやりたい!」という子どもたちの気持ちを尊重したいからです。
同じ操作方法の説明をしたのに、描いている絵が全然違うのがとてもいいと思いました。みんなが描いた絵を、「これいいね!」「おもしろいね!」と僕は褒めているだけですが、子どもたち同士で「これどうやって描いたの?」「どのボタン?」と質問し合ったり、教え合ったりが自然と出ているのもとてもいいと思いました。1年生にとって、コンピュータが楽しく表現するツールのひとつになればいいなと思っています。
No.3に続きます。
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(為田)