2025年11月14日(金)・15日(土)の2日間に渡って開催された「第51回 全日本教育工学研究協議会全国大会 茨城つくば大会」に参加しました。テーマは「つくばから発信!未来を創造する次世代の学び」です。
一昨年度は青森大会で主会場は三沢市公会堂、昨年は東京都港区大会で主会場は港区立赤坂学園赤坂中学校(小中一貫教育校)と、3回連続での東日本開催となりました。

毎回金曜日はたくさんの公開授業が参観できる大会で、今年も個別最適な学び、協働的な学び、GIGA端末の効果的活用、授業設計などについて参加者もたくさんのことが学べる貴重な機会になっています。
今年はつくば市内の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校が公開授業校となり、およそ90授業が公開されました。その中でも最多の29授業が公開されたつくば市立みどりの学園義務教育学校を参観しました。さまざまなICT環境やソフトウェアを、さながら文房具のように扱って学ぶ子どもたちの姿は圧巻でした。

午後からは主会場であるつくば国際会議場に移動して基調講演、特別講演、パネルディスカッションに参加しました。セカンドGIGAがスタートしたいま、中央教育審議会での次期学習指導要領に関する議論も含めて、これからの学校教育はどのような方向性を持って進んでいくのか、進んでいくべきなのか、大いに考える機会になりました。
土曜日は主会場にて企業展示、各種ワークショップ、研究発表、パネルディスカッションが行われました。弊社フューチャーインスティテュート株式会社は今年も多くの学校研修や授業実践支援、教育委員会などの取組みをサポートしていますが、今回の大会では特に3件の実践について研究発表のお手伝いをさせていただき、先生方にご発表いただきました。
- 児童の自己調整を促す振り返り活動の支援 ―生成 AI を活用した自動フィードバックの実践報告―
- 栗木 直也[仙台市立中山小学校]
- 佐藤 靖泰[フューチャーインスティテュート株式会社]
- ICT と生成 AI を活用した知的障害・自閉スペクトラム症児の行動改善支援
- 伊藤 拓磨[宮城県立秋保かがやき支援学校]
- 佐藤 靖泰[フューチャーインスティテュート株式会社]
- ICT を効果的に活用し、「分かる・できる」を実感できる算数学習の実現- ICT を取り入れた、記録と対話による学びの蓄積-
- 鈴木 一也、酒井 充英[宮城県色麻町立色麻学園]
- 佐藤 靖泰[フューチャーインスティテュート株式会社]
3件の発表いずれも、子どもたちの学びを好循環に導くためのICT活用であり、単に「GIGA端末をこんなふうに使っていますよ」「アプリやシステムを子どもたちが使いこなしていますよ」という話ではありません。目の前の子どもたちがそれぞれの環境の中で自立的・自律的に学びを進めていくことを支援する仕組みを構築することに意義を見出そうとする実践として、参加者から高い関心が寄せられました。
今年度も大盛会となった全国大会。来年度は高知県香美市での開催が決まっています。フューチャーインスティテュート株式会社はこれからも先生方や教育委員会のサポートを続け、きらりとひかる実践を全国に届けていきたいと思います。
ご発表の先生方、ありがとうございました。
(佐藤)