教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

【先生アンケート】GIGAスクール構想「全国端末・採用状況調査」回答まとめ(2026/9/23版)

回答まとめ アップデート報告

 たくさんの先生方にご協力をいただきましたGIGAスクール構想「全国端末・採用状況調査」は、2026年9月23日までの回答数は77件となりました。本当にありがとうございます。同一自治体での重複回答も出てきていて、ユニークの自治体数は68件となっています。全国の市区町村の数は1741(市が792、町が743、村が183+東京23区)ですので、カバー率は3.9%です(まだまだですね…)。

GIGAスクール構想「全国端末・採用状況調査」回答結果(2026/9/23版)

 全国の先生方にご協力をいただいて完成したデータですので、自由に使っていただいてけっこうです。PDFをダウンロードして教育委員会の担当部署に共有するとか、読んでみて感じたことをSNSに投稿するとか、いろいろ広がっていけばいいと思っています。

 今後の方針は以下の通りです。

  • 今後も回答用のGoogleフォームは継続して開いておきます。「あ、うちの自治体はまだ回答してないな…」という先生がいらっしゃったら、ぜひご回答をお願いいたします。僕もいろいろな自治体の学校へ行くたびに、先生方にご協力をお願いして回ろうと思います。
  • 新しい回答が寄せられるたびに、回答結果のPDFの中身を同じファイル名で継続的にデータを更新していきます。
  • ある程度、新しい回答の件数が増えてきたところで、この「教育ICTリサーチ ブログ」でエントリーを書いて皆さんにお知らせしたいと思っています。
  • 年度が変わるところで、リプレイスが行われたり、アプリの入れ替えがあったり、ということもあると思いますので、毎年夏休みに同じアンケートを実施します。年度が替わったところでPDFのファイル名は変えるので、年度ごとのデータを比較することもできるようにします。

Copilotと「回答をどう学校現場・教育委員会に還元するか」を考えてみた

 シルバーウィークで時間があったので、Copilotに「教育ICTリサーチブログでアンケートをとってまとめた「GIGAスクール構想 全国端末・採用状況調査の回答まとめのPDFを読んで、学校の先生方・教育委員会の先生方のお役に立てるためにうちのブログでできそうなことを提案してくれる?」と依頼したら、以下の回答をくれました。

今回の 「全国端末・採用状況調査」PDF は、教育ICTリサーチブログにとって “全国の自治体のICT環境を可視化する唯一の一次情報データベース” になり得ます。だからこそ、このデータをどう料理するかで、先生方・教育委員会の役に立てる幅が一気に広がります。PDFの内容を踏まえて、ブログでできることを“実務で本当に使われる形”に落とし込んで提案します。

  1. 自治体別ICT環境ページの整備
    • PDFには自治体ごとの情報が大量にありますが、一覧表のままだと先生は使いづらい。
    • そこでブログ側で「OS」「端末メーカー」「eポータル」「授業支援ツール」「校務支援ツール」「デジタルドリル」「デジタル教科書の利用状況」を 自治体ごとに1ページで見られる「ICT環境プロフィール」 として整理する。
    • こうしたページは、教育委員会の比較検討・学校の研修資料・自治体の予算要求 にそのまま使える。
  2. 全国ICT環境トレンドレポートの定期発信
    • PDFを読むと、全国的に以下の傾向が見えます:
      • OSは ChromeOS と iPadOS が二強
      • 授業支援は ロイロノート・Google Classroom・ミライシード が主流
      • 校務支援は C4th とスズキ校務 が多い
      • デジタルドリルは Qubena・ドリルパーク・eライブラリ が多い
      • デジタル教科書は「日常的に使っている」自治体はまだ少ない
    • これをブログで 「2026年版 全国ICT環境トレンド」 としてまとめると、自治体の意思決定に役立つ“業界レポート”になる。
  3. 組み合わせパターン分析記事
    • PDFを読むと、自治体ごとに“組み合わせの癖”があります。
      • 例:ChromeOS × まなびポケット × ロイロ × C4th × ドリルパーク、iPadOS × L-Gate × ロイロ × スズキ校務 × Qubena、Windows × L-Gate × ミライシード × 内田洋行校務 × ドリルパーク
    • これを分析して:「よくある組み合わせ」「レアな組み合わせ」「組み合わせごとのメリット・注意点」をブログで紹介すると、自治体のICT担当者が「うちの構成は全国的にどうなのか?」を把握できる。
  4. 授業への影響を解説する専門記事
    • PDFには、同じ自治体でも複数の回答があり、ツールの使われ方が違うことが分かります。この“バラつき”は現場の悩みでもある。
    • そこでブログで:「ツールの違いが授業設計にどう影響するか」「研修の組み立て方」「学校間のICT環境差をどう埋めるか」を解説すると、先生方の実務に直結する。
  5. デジタル教科書利用状況の特集
    • PDFには「日常的に使っている」「あまり使っていない」「導入されていない」などの記述が多数。これを抽出して:「デジタル教科書の利用率」「OS別の利用傾向」「利用が進んでいる自治体の特徴」「利用が進まない理由(推測)」をまとめると、2026年度のデジタル教科書の実態を示す唯一の一次情報レポート になる。
  6. 自治体向け活用ガイド
    • このアンケートは自治体の参加型データベース。そこでブログで「自治体がこのデータをどう活用できるか」「情報提供のメリット」「情報の正確性を高めるためのチェックポイント」をまとめると、自治体の協力が増え、データの質が上がる。
  7. 学校向けICT環境チェックリスト
    • PDFの項目をそのまま使って、先生向けに:「OS」「端末」「eポータル」「授業支援ツール」「校務支援ツール」「デジタルドリル」「デジタル教科書」の チェックリスト をブログで公開すると、学校のICT担当者が自校の環境を整理するのに使える。

 3つ目の「組み合わせパターン分析記事」はすごくおもしろそうだなと思ったのですが、授業を参観させていただくだけだと校務支援ツールやeポータルをどう使っているか、というところまでは見えにくいんですよね。ちょっと今後の課題として考えたいと思いました。
 4つ目の「授業への影響を解説する専門記事」は、授業レポートでがんばって書こうとしているところではあります。これをもう少し発展させていくというのも考えられるかなと思いました。
 5つ目の「デジタル教科書利用状況の特集」は、ぜひやってみたいと思いました。今回の回答を読んでいていちばん驚きが多いのは、学習者用デジタル教科書の活用についての回答です。自治体間でも差が大きいし、同じ自治体の中でも学校によって、先生によって、だいぶ差がある感じもしています。デジタル教科書の活用シーンをもっとたくさん参観して、授業レポートで発信していきたいなと思っています。

 Copilot、なかなか良いアイデアをくれます。今後の方向性の参考にしたいと思います。

引き続き、情報をお寄せください

 本当に、先生方のご協力のおかげでたくさんの情報を集めることができました。本当にありがとうございます。またこれからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

docs.google.com

(為田)