ちょっと古い記事ですが、「ASCII.jp:「プログラミングは小学生からするべき」清水亮氏・遠藤諭氏が語るその理由 (1/3)」を読みました。株式会社UEIの清水亮社長と株式会社角川アスキー総研の遠藤諭取締役の両氏による対談です。
ascii.jp
この中で、遠藤さんが言及している、ThinkFunという玩具メイカーが出している「コードマスター」というボードゲームに興味を持ちました。以下、該当部分を引用します。
遠藤:だから、最初にプログラミングを早くやるべきだと。それで思い出したのは、米国に「ThinkFun」という知育玩具の会社があって、「LaserMaze」とかいって盤上に鏡を置いて、あとからレーザーポインタをあてたら予測どおりに光が反射して届くか? みたいなユニークなオモチャを出している会社なんだけど、そこが「CodeMaster」というおもちゃを昨年発売したんです。
ひとことでいうと、これが紙とプラスチックの駒でプログラミングを学ぶゲームなんですね*1。
ThinkFunのボードゲームを扱っている、CAST JAPANのサイトで、ゲームをチェックしてみました。身につけられるスキルとして、「Logic and Problem Solving」(論理的思考力と問題解決能力)と書かれています。対象年齢は8歳以上。
そのなかで、「コードマスター」のページを見つけました。ボードゲームで4,050円。ちょっと高めな感じもしますが、おもしろそうです。
画面をスクロールしていくと、オンライン版で遊べます。遊び方も書いてあります。Chromeで遊んでみたら、アバターを動かすためにコマンドのトークン(画面左側にあるコインみたいなもの)をドラッグするときに、ちょっとマウスの動きとコマンドトークンの動きが一致していなくて難しかったですが、慣れれば簡単だと思います。
デジタルで遊ぶからこそ簡単だ、ということもできますし、ここを入り口に説明して、クラスにボードゲーム版「コードマスター」を配って、みんなで考えてみる、ということもできるかと思います。紙の上でトークンを置いても、アバターは自分で動かさなくてはいけないので、「できた!」という充実感はデジタル版の方が大きいかもしれません。ですが、コンピュータの台数を確保できない場合、4050円で60パターンの問題を出題できると考えれば、こうしたデジタルでない形で、プログラミングスキルを養うのもありなのではないかと思います。
www.youtube.com
▼コードマスターはこちらで。(僕も1セットほしいな…)
▼対談相手の清水亮さんの著作です。
(為田)