教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

やってみた:光文書院のデジタル教材「デジ漢」

 光文書院は3月31日までの期間限定で、2017年度版デジタル教材を無料公開しています。光文書院のデジタル教材は、「ひまわりポケット」というプラットフォーム上で動きます。まず、iPadアプリ「ひまわりポケット」をインストールしてみました。
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 ひまわりポケットを起動すると、さまざまなコンテンツが選べます。キャンペーンページにアクセスすると、試用可能なコンテンツと認証コード一覧が表示されます。Windows PCにインストールしないと使えないものもありますので、インストール内容を確認してください。
https://www.kobun.co.jp/dk/tabid/395/Default.aspxwww.kobun.co.jp

 多くのコンテンツがありますので、気になったコンテンツを実際に試用してみるといいと思います。実際に触ってみると、授業で活用するアイデアが出ることもあると思います。
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 デジタル漢字ドリルをiPadでやってみましたが、漢字を何文字練習するかが選べたり、書き順やなぞり書きよりも先に、「使い方」が表示されたり、「なりたち」や「じゅく語(熟語)」も表示されたり、さまざまな使い方ができそうです。

 また、漢字の読み方をフラッシュカードで表示する機能もあるので、スクリーンやモニターで投影することで、みんなで練習することもできるかもしれません。

ひまわりポケット

ひまわりポケット

  • KOBUNSHOIN PUBLISHING CO., LTD.
  • 教育
  • 無料

 学校の先生だけでなく、家庭で利用する形でも試用できるので、子どもと一緒にやってみるといいと思います。
 それとともに、漢字練習については、ノートで漢字を書く練習方法と、タブレット上で漢字を書く練習方法とで、効果が違うのかなども、気になるところです。低学年の漢字練習は、学習指導というだけでなく、生活指導に近い感じのこともあるので、どういう効果を測るのか、というのにも興味があります。
 個人的には、漢字をすごくきれいに書ける必要はないと思うのですが、まったく漢字の練習をノートでやらなくてもいい、とまでは思いきれないなあ、という感じです…。

(為田)