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WEBセミナー 「WEBQU×まなびポケットCBT~学級経営が学力向上に役立つ理由~」レポート No.3(2021年10月7日)

 2021年10月7日にオンラインで開催された、WEBセミナー 「WEBQU×まなびポケットCBT~学級経営が学力向上に役立つ理由~」に参加しました。
 第3部は、NTTコミュニケーションズによる講演「まなびポケットCBTとは?」でした。講演の要点をまとめていきたいと思います。

まなびポケットCBTとは

 まなびポケットCBTは、まなびポケットが提供する、日本初の小学校・中学校向けの商用学力調査のComputer Based Testing(CBT)です。小学校2年生~中学校3年生の国語と算数/数学が対象となっています。これまで紙でやっていた学力調査のオンライン版ですが、CBTとなり、2022年度からは項目反応理論(IRT)を採用して、これまでは難しかった通年・経年での学力変化の計測が可能になります。
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 2021年5月~6月に第1回まなびポケットCBTが実施されています。まなびポケットCBTは、教室に集まって、GIGAスクール構想で配備された1人1台の情報端末で受検してもらったそうです。こうしたCBTを大規模に行うという事例がなく、さまざまなトラブルもあったそうですが、システムを改修し、2021年10月現在、全国の小中学生7500名ほどが受検をしたそうです。
 第2回まなびポケットCBTは、2022年1月~2月に実施することも予定しているそうです。2021年度の結果も、2022年度のフィードバックで経年での学力比較が可能になっていきます。
manabipocket.ed-cl.com

今後まなびポケット(学習eポータル)が目指す世界

 まなびポケットCBTは、まなびポケットのコンテンツでのドリルの使用頻度や学習履歴などと学力の変化を分析もできるようになります。また、WEBQUとまなびポケットCBTの連携分析が可能になります。
 まなびポケットが、学びの入口であり、データの集約点(出口)となっていくことで、データに基づいた教育活動が可能になっていくと思います。
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 まなびポケットCBTでの学力調査データ、WEBQUでの学級集団の状態データ、まなびポケットのさまざまな学習コンテンツの利用状況データが結びついていくことで、学校現場に近いところで、「データをいかに分析するか」「データをどのように見てもらうか」ということが子どもたちに還元しやすい形で実現できる可能性が大きいと思います。これらのデータが、先生方と子どもたちのために役立つように、まだまだまなびポケットは進化していってほしいと思いました。

(為田)