2021年10月20日に、宮城教育大学附属小学校を訪問し、コンピュータサイエンス科(以下、CS科)の授業を参観させていただきました。宮城教育大学附属小学校ではプログラミング教育にとどまらず、より適切にコンピュータを活用するために、その特性や原理についての科学的な理解を学ぶことを目指して、年間10時間のCS科を設けてカリキュラム開発及び授業研究が進められています。
2年生、3年生、6年生の授業を参観させていただいて、その後で先生方にお話を伺いました。今回参観させていただいた2年生・3年生・6年生の授業は、CS科の体系のなかの一部ですが、こうしてCS科の体系のなかに埋め込まれた授業が日々開発され、授業で実際に子どもたちがどう学ぶかを評価しながら作られているのは、GIGAスクール構想によって一人1台の情報端末が配備された全国の小中学校にとって、大きな力になるのではないかと思いました。
(為田)