教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

木村明憲 の検索結果:

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.5 (2016年11月10日)

…朝の時間からずっと、木村明憲先生が担任をされている、4年2組の教室で授業を見学させていただきました。今回は、社会の授業をレポートします。 実況中継:社会 4時間めは社会の授業でした。社会の授業では、消防士と消防団の違いを学びます。それぞれの資料をロイロノートで木村先生から児童に送り、「資料の必要なところに線を引きながら整理をしてみよう」と言います。 資料に線を引いて、それをノートにまとめます。まとめるのはタブレット上で行ってもいいですし、紙のノートに書いてそれを写真で撮影して…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.4 (2016年11月10日)

…朝の時間からずっと、木村明憲先生が担任をされている、4年2組の教室で授業を見学させていただきました。今回は、理科の授業をレポートします。 実況中継:理科 理科の時間は、月についての勉強でした。前時の板書をモニターで投影して復習します。月に関わるさまざまな問題を書き出したようです。そのリストを元にして、「みんなで問題を解決していきます」と木村先生がこの授業で行なうことを伝えます。 月について、個人的に調べてきたものなども、すべてロイロノートスクールでみんなで共有していきます。木…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.3 (2016年11月10日)

…朝の時間からずっと、木村明憲先生が担任をされている、4年2組の教室で授業を見学させていただきました。今回は国語の授業をレポートします。 実況中継:国語 2時間めは国語の授業でした。木村先生は、前時の板書をモニターに投し出して、簡単に単元「アップとルーズで伝える」の復習をしました。 国語の時間では、一人1台タブレットを持ってきて、授業に使っていました。iPadとiPad Miniが混ざっていますが、授業で使うロイロノートスクールはどちらでもできるので、問題ありません。 タブレッ…

『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』が本日発売

本日、木村明憲先生の著書、『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』が発売されました。これまでにも授業をレポートさせていただいてきた、京都教育大学附属桃山小学校での木村先生や若松先生の実践はもちろん、他の学校の先生方の実践も紹介されています。 また、今回、参観記ということで、「パワーチェックカード+授業設計力で、情報活用能力を何度も繰り返し学ぶ」という原稿を書かせていただきました。非常に光栄です。情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック作者:木村明憲さくら社Amaz…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.2 (2016年11月10日)

…朝の時間からずっと、木村明憲先生が担任をされている、4年2組の教室で授業を見学させていただきました。今回は、算数の授業をレポートします。 実況中継:算数 1時間めは、算数の時間でした。授業の最初に、木村先生は、前時にやったことを児童に確認をします。あてられた児童は、実物投影機を使って説明をしてくれました。 何人かが前に出て前時の解説をしてくれた後で、「“(グラフを使うと)くっきりわかりやすいけど、細かい数字がわからなくなる”というのがグラフの特性であり、これを知っておくことが…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1 (2016年11月10日)

…朝の時間からずっと、木村明憲先生が担任をされている、4年2組の教室で授業を見学させていただきました。今回は、朝の時間とスピーチをレポートします。 実況中継:朝の時間 朝、教室に行くと、教室前方のモニターに、木村先生から朝のメッセージが書いてありました。おはようございます、という挨拶だけでなく、朝の時間に行なうスピーチでどんなことを期待するかなども書かれていました。 登校してきた児童は、先生からのメッセージを読んで、思い思いに時間を過ごしていたのですが、急にYouTubeが画面…

京都教育大学附属桃山小学校の教育実践研究発表会に参加しました(レポートは後日!)

…てくださった4年生の木村明憲先生、長野健吉先生、6年生の若松俊介先生、講演をしてくださった堀田龍也先生のお疲れ様会に混ぜていただきました。 話せば話すほど、先生方がおもしろい。おもしろく、授業に真摯に向き合っていて、本当に尊敬します。木村先生と長野先生が鍛えている4年生の真摯に学ぶ力は本当にすごいと思いますし、若松先生の子どもたちを信じて子どもたちに任せる授業スタイルも本当にすごいです。 授業を見るたびに、ファンになっています。憧れる授業を見せてくれる先生がいてくださることは…

【ニュース】木村明憲 『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』 Amazon予約開始!

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生が著作を出します。『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』です。監修が黒上晴夫先生と堀田龍也先生です。12月1日に発売となります。情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック作者:木村明憲さくら社Amazon 先生方が使える本だと思います 情報学習支援ツールとして、実践カードが掲載されています。昨年10月に初めて訪問させていただいて以来、木村先生のカードを使っての実践を見せていただきました。実は、一部ゲラも読ませていただきまして、授業で…

Facebookページ「情報学習支援サークル ilsc」のご紹介

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生が、12月1日に書籍『情報学習支援ツール 実践カード&ハンドブック』を出版されます。この実践カードもハンドブックも、本当に素晴らしい実践で、情報学習で「どんなことができればいいのか」というのが非常にわかりやすくまとまっているし、それを簡単に教室で教えることができるツールになると思います。 発売まではもう少し時期があるのですが、一足早く、木村先生が「情報学習支援サークル ilsc」というFacebookページを立ち上げられました。 ご興味ある方は…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.3(2016年7月8日)

…させていただいている木村明憲先生と学年団を組む長野健吉先生が担任をされている4年1組の算数の授業をレポートします。 長野先生は、京都市立錦林小学校でのロイロノートスクールを用いた実践授業などで、お名前は知っていたのですが、今回初めて授業を拝見させていただきました。 実況中継:算数(4年1組) 今回の授業のテーマは、「ひし形の性質を考えよう」でした。教室の前のモニターに映像を投影しながら、考えていきます。 授業の最初に、クラスのみんなでルーブリックを作ります。ルーブリックの評価…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.2(2016年7月8日)

…せていただきました。木村明憲先生が担任されている4年2組の英語の授業の様子をレポートします。 実況中継:英語(4年2組) 英語の時間は、とにかく「みんなで楽しく英語を使う」という雰囲気がクラスにできていました。レッスンの最初はみんなでチャント(歌)を歌い、チャントはノートPCを使って、そこから画面に投影してみんなで歌う形をとっていました。こうして外部から教材をどんどん持ってこられるのは、英語学習や外国語活動のように、最新の教材などにどんどん触れさせて興味を喚起させることができ…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.1(2016年7月8日)

…もお世話になっている木村明憲先生は、今年度も4年生を担当されていますので、木村先生の4年2組から見学はスタートしました。 実況中継:朝のスピーチ(4年2組) 木村先生のクラスでは朝の時間に、毎日2人ずつが、テーマを見つけてそれについてのスピーチをしています。この日スピーチをした2人のテーマは、「申年の梅」と「ふだんぎレンタル」でした。実物投影機にプレゼンテーションのときに使う資料やノートなどを置いて、みんなに見えるようにしています。 また、実物投影機だけでなく、ホワイトボード…

教育ICTの参考にももちろんなる!~『史上最強のアクティブ・ラーニング読本』

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生の実践も紹介されています。 でも、当たり前ですが、それ以外にも、さまざまな良い実践をされている先生は日本中にたくさんいらっしゃるのです。そうした先生方の授業の方法とか、その裏側にある考え方とか、そうしたものももっと学びたいな、と思わせられる本でした。 教室での先生方の言葉使い、見取りの方法、立ち居振る舞い、いろいろなところをもっともっと学びたいと思いました。そして、そうした昔からある教室での先生方の知見を増幅するために、「どうICTが使えるのか…

実践研究「情報活用の実践力を系統的に育成し,子どもたちが主体的に学習を進めることができる「情報ハンドブック(電子書籍版を含む)」の開発」

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生の実践研究である、情報活用の実践力を系統的に育成し,子どもたちが主体的に学習を進めることができる「情報ハンドブック(電子書籍版を含む)」の開発を、オンラインで読むことができます。 学習支援カード・情報ハンドブックを活用した授業実践の効果について書かれています。昨年度、何度も見学させていただいた木村先生の授業の様子が思い出されます。 ▼昨年度の木村先生の授業のレポート(まとめ) blog.ict-in-education.jp blog.ict-…

ICT活用授業デザインワークショップ レポート(2016年4月16日)

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生のご紹介で、参加させていただきました。 今回の題材は、光村書店の国語(小学校4年生)の「大きな力を出す/動いて、考えて、また動く」。指導書の中の「単元設定の趣旨」や指導要領との関連などを読み、指導展開例を素材にして、「曖昧な所/多義的なところがないか?あるとしたら、どういうふうに授業設計・教材研究をするか」ということを、グループに分かれてディスカッションしていきました。 僕は、京都教育大学附属桃山小学校の木村先生と、4月に京都市立錦林小学校から…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.1(2016年2月22日)

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生の授業を見学させていただきました。4回目の訪問となります(参考リンク:1回目の訪問レポート、2回目の訪問レポート、3回目の訪問レポート)。 前回同様、木村先生の担任されている4年2組を朝の時間から帰りまで、ずっと見させていただきました。僕は、ICTが授業をどう変えるのか、そしてその授業で子どもたちがどう変わるのか、に非常に興味があります。だからこそ、1年のなかで何度か、クラスをずっと見させていただくのが、本当に勉強になっています。 実況中継:朝…

教育新聞「学習支援カードなどの手立てで 情報活用能力育む授業づくりを」(2016年2月29日)

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生が、ブロックセッションでプレゼンテーションを行ないました。木村先生のテーマは、「明日からできる教科の中での情報教育―児童が主体的に学習を進めるための『学習支援カード・情報ハンドブック』の活用実践について」でした。木村先生が教室で使っている、「学習支援カード」と「情報ハンドブック」についてのプレゼンテーションを行なったそうです。 学習支援カード、情報ハンドブックは、パナソニック教育財団のサイトからダウンロードすることができますので、興味ある方はぜ…

【イベント情報】「教育の情報化」実践セミナー 2016 in 大阪

…載いたします)。 (木村明憲 先生) 自主学習の難しいところは、「何をすればよいかを考えるのに、時間がかかる」ということだと感じていました。そのような悩みを児童や保護者からよく聞きました。 そこで、そのような課題を克服すべく、学習支援カードと情報ハンドブックを自主学習で活用するようになりました。 児童が自主学習でこれらを活用する上で、いろいろと工夫が必要ですが、一年間続けることで自主学習のテーマを見つけられるようになったという声を聞きます。 ここで書かれている、“学習支援カー…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.1(2016年1月28日)

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生の授業を見学させていただきました。3回目の訪問となります(1回目の訪問のレポート、2回目の訪問のレポート)。 木村先生の担当されている4年2組を朝の時間から帰りまで、ずっと見させていただきました。僕は、ICTが授業をどう変えるのか、そしてその授業で子どもたちがどう変わるのか、に非常に興味があります。だからこそ、学年のなかの何度かの時点で、クラスをずっと見させていただく、というのが、本当に勉強になっています。 今回のレポートでは、何度かに分けて、…

京都教育大学附属桃山小学校訪問レポートまとめ (2015年11月27日)

…学校を訪問しました。木村明憲先生が担当されている4年2組を、朝の時間から見学してきました。今回は、朝の時間、算数、MC(メディア・コミュニケーション)、学活の授業をレポートしました。 木村先生の授業の土台にあるのは、情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)です。 情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)は以下のURLでPDFをダウンロードすることができます。ぜひ、見てみてください。 www.pef.or.jp 以下、4回のレポートへのリンクです。 bl…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #4(2015年11月27日)

…レポートはこちら) 木村明憲先生が担当されている4年2組の4時間目、学活の時間を見学してきました。 実況中継:4時間目 学活 木村先生のこの日の学活は、「がんばり勉強」(自主学習ノート)の振り返りでした。がんばり勉強のノートは、すでにみんな10冊手前くらいまで増えています。どんどん増えていくがんばり勉強のノートが、「どんなふうに変わったか」「どういうところをがんばったか」を、最初に訊きます。すると、「たくさんやっているのにおどろいた」「1冊目より、学習の流れができてきたと思っ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #3(2015年11月27日)

…レポートはこちら) 木村明憲先生が担当されている4年2組で、3時間目のMC(メディア・コミュニケーション)の授業を見学してきました。 実況中継:3時間目 MC(メディア・コミュニケーション) 3時間目のMC(メディア・コミュニケーション)の授業を見学しました。この時間は、ThinkPadタブレットを使います、ということを木村先生が言っていました。廊下にあるボックスから、タブレットを持って行きます。 今回のMC(メディア・コミュニケーション)の授業は、「自分たちのプレゼンテーシ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #2(2015年11月27日)

…レポートはこちら) 木村明憲先生が担当されている4年2組の1時間目、算数の授業を見学してきました。 実況中継:1時間目 算数 1時間目の算数の授業。前回見学させていただいたときと同じように、木村先生はまず問題をホワイトボードに書きます。 そして、「この時間のルーブリックはどうしますか?」という日直の質問から、みんなでルーブリックを考える時間が始まります。Sとaを何にするか、パワーチェックカードとルーブリックカードを見ながら、「なぜ、その順序にしたかのわけがいえた、がいいと思い…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #1(2015年11月27日)

…レポートはこちら) 木村明憲先生が担当されている4年2組を、朝の時間から見学してきました。2ヶ月前に来た僕のことを覚えていてくれている児童もいました。 実況中継:朝の時間 合唱練習 この日の朝の時間は、合唱の練習から始まりました。教室前方のディスプレイに歌詞をPowerPointで表示していました。こうすることで、みんな前を向いて歌えるのがいいなと思いました。 実況中継:朝の時間 日直のスピーチ 合唱練習の後は、日直のスピーチです。自主学習(がんばりノート)で取り組んできたこ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問レポートまとめ(2015年10月7日)

…ご紹介をいただいて、木村明憲先生の担当されている4年生の授業を見学させていただきました。3時間目の算数、5時間目の国語、6時間目の社会のそれぞれの授業の様子をレポートします。また、昼休みや休み時間にも、木村先生にも児童にも話を伺うことができました。 学習の核になっているのは、情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)です。 これは、以下のサイトでPDFをダウンロードすることができます。 www.pef.or.jp 全6回のシリーズでレポートしてきましたが、こちらにま…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #1(2015年10月7日)

…育研究会会長)から、木村明憲先生を、「全教科で実践する情報活用能力を研究しておられます。PCなしでも実践できる授業です」とご紹介をいただいたことです。 情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード) 教室に入って、最初に気づいたのはパワーチェックカード。児童は、パワーチェックカードを下敷きにして使っています。これで、児童はいつでもどんなスキルを使えばいいのかが確認できるようになっています。見学したのは4年生のクラスでしたので、4年生のチェックカードを使っています。裏面に…