教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

2025年の行動指針「Help Schools/Education Become Future Ready」

 2025年となりました。弊社フューチャーインスティテュートは、行動指針として「Help Schools/Education Become Future Ready」=「学校/教育が、Future Readyになるお手伝いをする」という言葉を掲げています。
 「Future Ready」という言葉が好きで、あえて訳さずに“Future Ready=未来に向けて準備ができている”のままで使っています。Future Readyな人をどうやったら育てられるだろうか、ということを考えています。
 動詞を「Make」ではなく「Help」にしているのも個人的にはこだわりがあります。“Future Ready”になる主体はあくまで学校と先生方であって、僕たちはそれをヘルプする/お手伝いする、という方針で仕事をしています。

言葉と数字を大事にしながら、具体と抽象を行ったり来たり

 学校・教育がFuture Readyになるのをお手伝いするにあたって、「言葉と数字を大事にする」と「具体と抽象を行ったり来たりする」という2つのことをポイントにしたいと思っています。

 僕らが最も大事にしたいと思っていることは、「できるだけ多くの学校、できるだけ多くの先生方・子どもたちに関わりたい」ということです。どんな学校でもできる実践をお手伝いして、それをできるだけ横展開していきたいと思っています。
 学校から学校へ実践を横展開していくときには、「どんな実践をしたか」や「どう効果があったか」を伝えていくことが大事です。そのときに力をもつのは、言葉と数字だと思っています。たくさんの先生方に新しい学びの可能性と、どう実践するのかを伝えていきたいと思います。

 一方で、言葉と数字に囚われてしまわないようにしたいと思います。言葉と数字は、横展開していくときには便利だし重要ですが、それを一校一校それぞれの学校現場で根づかせるには、言葉と数字を具体的にして、授業の形tに落とし込んでいくことが大事だと思っています。
 例えば、「自由進度学習」であったり、「個別最適化」であったりは、どう授業で実現するのかを考えるときには、言葉から離れて具体的に授業での活動を考えることをお手伝いしたいと思います。そうして行った実践を、また抽象化して言葉にしてまとめて、横に展開していく、そういうことができたらいいなと思っています。

実践に何より重きを置いていきたい

 どんなカリキュラムも、教材も、アプリも、システムも、「学びをどう変えるか」という観点で見ていきたいと思います。学校であれば授業実践に何より重きを置いていきたいと思います。そこに繋がることをやっていきたいです。
 だから、学校とお仕事をさせていただくなかで、いちばんうれしいのは指導案検討から参加させていただくことです。先生方の「こういうふうに学んでほしいと思います」という思いを聴くことができて、そこに「それならこういう実践をした学校がありますよ」「こういうところに気をつけてやってみるといいですよ」というふうに僕らの知見を提供できるように思います。
 僕らは、自分たちでも授業をさせてもらう機会が多いので、そこで得た知見もどんどん提供したいと思います。僕は「思ったとおりにいかなかったな…」という失敗体験もたくさんしています。そうした体験も先生方と共有していきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします

 …ということで、2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

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(為田)