2020年となりました。「ずっと先だ」と思っていたのに、あっという間にやってきた2020年。今年もどうぞよろしくお願いいたします。年末年始の間に、ゆっくり休み、インプットする時間をとりつつ、これからのことなどを考えています。
2019年のレビュー
まずは昨年2019年のレビューです。行動目標をエントリーとして書いてあったので、それをもとにふりかえっていこうかな、と思います。
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- 授業をもっと見に行く→月に2件、授業レポートを出す
- ほぼほぼできていたかな、と思っています。授業を見せていただいて、それをアウトプットするのにまだ時間がかかりすぎているので、そこは改善しないといけません。自分たちの強みである「授業者目線」というのは持ち続けることができているのではないかと思っています。
- 月に2件の授業見学→レポートは引き続きやりたいと思います。
- 月に2件の授業見学は、ちょっと届かなかったかな、というくらいかと思います。4月から週に1日、小学校で自分が授業を担当するようになったので、どうしても時間がちょっと足りなくなっている、という事情もありますが。代わりに東北地方を中心に、自分だけではとうてい行けなかった学校に行く機会もできました。為田@東京、佐藤@仙台のフルリモートワークは、おもしろいことになってきていると思っています。
- コミュニティを作る
- 「自分で緩やかなコミュニティを作る」ということについては、全然満足いく結果が出せなかったです。自律的な、自走的なコミュニティを作ることの難しさよ…。忙しい先生方に参加してもらえるコミュニティ作りは、学校というコミュニティをどうFuture Readyにするかということにも繋がりそうな気がしているので、引き続き試行錯誤していきたいと思っています。
こうしたことが結実した部分もあり、会社としての方向は定まってきていると思った2019年でした。このブログのエントリーにもそうしたところは少し現れているかもしれないと思い、昨年末にまとめておきました。
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2020年の行動指針・行動目標
「Help Schools/Education Become Future Ready」=「学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをする」を、弊社フューチャーインスティテュートの2020年の行動指針にします。
この行動指針は基本的には、2018年から掲げている「学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをする」を引き継ぐものです。自分たちらしくて、気に入っているのです。
ただ、ひとつだけ変えたのは、英語表記「Help Schools/Education Become Future Ready」と合わせて出していくことです。どちらかと言えば、英語を第一としたいくらいです。英語で最初に来る「Help=お手伝いする」というところが、自分たちらしくて大事だと思っています。営業トークの表現に聞こえがちな「お手伝いする」ではなくて、主体を学校側において活動したいという気持ちをよく表していると思っています。
そのうえで、どんな活動をしたいか、ということをまとめてみました。
- 授業(授業者+学習者)を価値の中心に置く
- できるかぎり、さまざまな学校を訪問し、授業中心の知見を持ち続ける。
- 自分たちでどんどんカリキュラムを書き、教室で教えてみて/教えてもらってみて、アップデートしていく。
- このブログの強みは、授業/学校の様子をできるだけ、授業者目線で執筆されるエントリー。授業(授業者+学習者)中心の授業レポートを月に2件以上、継続的に出す。
- 「うちの授業見に来てください!」「この先生、おもしろいです」というメール・DM・コメントは大歓迎。
- 学校/先生の側に立って、先生方を学校外の何かと繋ぐ
- 学校/先生と学校外の何か(カリキュラム、EdTech、ゲストティーチャーなど)を、学校/先生の側に立って繋ぐ。
- 学校/先生の側に立って、忙しい学校/先生のために、情報を整理したり言い換えたりする、通訳者になることを目指す。
- コミュニティを作る
- 忙しい先生方に参加してもらえる、自律的・自走的なコミュニティ作りを目指す。
まとめ
「Help Schools/Education Become Future Ready」=「学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをする」という指針のもと、2020年も頑張っていきたいと思っています。少しでも、日本の教育に貢献することができればと思っています。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
(為田)