東京都台東区蔵前に、クラウド会計ソフトを展開するfreeeの子会社が運営する「透明書店」という書店があることを知りました。会計ソフト「freee」は導入を検討したこともあるし知っていたのですが、リアル店舗で書店を運営しているというのがとても興味深いとずっと思っています。
スモールビジネスの会計を助けるソフト「freee」の子会社が自分たちでスモールビジネスをする、というのがとてもいいと思うのです。
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「透明書店」という店名の「透明」が示すのは、“ありのままの情報をオープンにしていく”という決意だそうです。
出店を予定する書店「透明書店」では、月々の売上など経営状況から、「従業員を増やした」「備品のための経費が足りない」「棚の向きを変えた」といった日々の施策や出来事まで、包み隠さずクリアに公開していくという。
公式noteでは、日々の経営状況が公開されています。本当に、「ありのままの情報」を見ることができます。実店舗を運営することで、自社のサービス「freee」をはじめさまざまなデジタル化の施策がビジネスにどのように反映するのかを実際に子会社を立ち上げてやってみる、というのがすごくいいと思います。
こういう取り組みがあることを子どもたちに伝えてみたいし、プロジェクト型学習のモデルケースになったらいいかな、とも思います。情報公開のモデルにもなるかもしれません。
デジタル(クラウド会計ソフトをはじめとするアプリやソフト)とアナログ(実店舗)を往ったり来たりする、というのにすごく興味があるのです。僕らが仕事場にしている教育の業界も同じようになったらいいなと思っているからかもしれません。応援したいので、蔵前にある透明書店へ行ってみようと思います。
(為田)