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先生方が参考にできそう:国立教育政策研究所「データで見る日本の教育「全国学力・学習状況調査」」

 文部科学省 国立教育政策研究所のサイトで、「データで見る日本の教育「全国学力・学習状況調査」」が2026年1月27日に公開されました。毎年度行われている全国学力・学習状況調査の結果は、国立教育政策研究所のサイトでPDFファイルで公開されているのですが、各年度のデータを読むのは大変だと思っていました。
 そこで、デジタル庁ファクト&データユニットが協力して開発した、これまでの全国学力・学習状況調査「児童生徒質問調査」「学校質問調査」の質問項目や回答結果の全体像を見ることができるツールが、「データで見る日本の教育「全国学力・学習状況調査」」です。

 サイトにアクセスして、下の方にスクロールしていくと、児童生徒質問調査アーカイブがあります。質問のカテゴリをチェックすることで、見たい質問調査に絞り込むこともできます。

 回答の経年変化も簡単に見ることができます。僕が気になる、中学校での「学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか(学習塾で勉強している時間や家庭教師の先生に教わっている時間、インターネットを活用して学ぶ時間も含む)」という質問調査への回答も、簡単に見ることができました。経年変化がわかりやすいです。

 「家で自分で計画を立てて勉強をしていますか(学校の授業の予習や復習を含む)」という質問も気になります。中学校より、小学校の方が「している」の比率が高くなっているのですね。

 こういうふうにデータが示されることで、考えたくなることがたくさん見つかります。こうしてビジュアライズされることで、学校の先生方にとっても、「少し見てみようか」と思えるようになるのではないかと思います。
 デジタル庁ファクト&データユニットの素晴らしい仕事だなと感じました。これを見て、現場でどういうことを考え、次にどうすればいいのかを考える、そうして前に進んでいければいいなと思います。

www.nier.go.jp

(為田)