2026年1月22日に東福岡高等学校を訪問し、今井孝治 先生が担当する国際教養コース 1年20組と21組合同の「LCP(Leader’s Competence Program)」の授業を参観させていただきました。国際教養コースの独自プログラムの1つであるLCPは、「変わりゆく社会の中で必須とされる21世紀スキルの獲得」を目指しています。
この日の授業のテーマは、「対話の作法での学びをポッドキャストにしよう」でした。生徒たちはこれまでの全12回の授業で、「対話の作法」について学んできているそうです。論理的な意見の伝え方や、議論を深める質問力、相手の真意を掴む傾聴力など、学んできたことをグループでふりかえりをして、全員が登場する2分くらいのポッドキャストにまとめることが求められます。

ポッドキャストの提出期限は1週間後でした。それまでに「対話の作法」で学んだことをグループでまとめて、GarageBandを使ってポッドキャストを作ります。
今井先生からは、「対話の作法を学んだので、ぜひ対話のスキルを取り入れてほしい」「最初は、“Class of 2025の○○です”というふうに挨拶で始まるといいですね」というふうに質に関するリクエストが伝えられました。

ポッドキャストを作るためのアプリ「GarageBand」の操作方法について、今井先生がデモンストレーションをしながら説明します。一人ひとり自分のiPadでGarageBandを起動して、実際に録音するところまでやってみます。
本番のポッドキャストは、グループで制作になるので、グループのメンバーの誰か一人のiPadで録音・編集をすることになります。


GarageBandの操作方法が紹介された後は、それぞれのグループでポッドキャスト制作に入ります。いきなり話し始めるのではなく、まず「対話の作法」についてどんなことを学んだのか、そのなかから何を伝えるのか、聴き手に伝わるようにどういう工夫をすればいいのか、ということを考えるところから始まります。また、提出期限が1週間後のこともあり、スケジュール調整などもすぐに始めていました。
作る楽しさと考える楽しさと、伝える難しさと完成させる大変さと、それらが混ざった感じのクリエイティブな活動になりそうだな、と感じました。レポートやプレゼンテーションという形でアウトプットすることが多い学校現場ですが、ポッドキャストという音声メディアでどのようなことを生徒たちがアウトプットするのかがすごく楽しみだと思いました。

No.4に続きます。
(為田)