教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

木村明憲 の検索結果:

やってみた:「単元縦断×教科横断」オンライン読書会(2020年9月20日)

…20年9月20日に、木村明憲 先生の著書『単元縦断×教科横断』の出版記念オンライン読書会の第1回を開催しました。何年にも渡り、授業を参観させていただいてきた木村先生の著書が出るにあたって、何かオンラインでイベントしましょう、という企画に乗っからせていただいて、今回事務局を務めています。 第1回は、東北大学の堀田龍也 先生が書かれた序章「その授業で何を身に付けさせようとしていますか?」について、堀田先生と木村先生が登壇されました。堀田先生も、木村先生も、書籍の中で書かれているこ…

【メディア掲載】ICT教育ニュース「梅小路小の木村明憲先生著『単元縦断×教科横断』出版記念オンライン読書会開催中」

…都市立梅小路小学校の木村明憲先生の著書『単元縦断×教科横断』の序章についての話を聴きました。これから、第1章、第2章と順に進めていきます。 ict-enews.net 参加申込みをされた方には、Slackの招待メールをお送りしています。1時間のオンライン読書会のなかでは、すべての質問に答えることができないので、そこを補いたいと思っています。また、参加できなかった方も、Slack上で質疑応答がテキストで残っているので、読んでいくこともできます。一人で本を読むだけでなく、いろいろ…

【イベント情報】「単元縦断×教科横断」オンライン読書会

…都市立梅小路小学校の木村明憲 先生の著書『単元縦断×教科横断』の出版記念オンライン読書会を開催することになりました。時間がない先生方が『単元縦断×教科横断』を読み進めるペースメイカーになるように、9月20日から5回をかけて序章から終章までを読み進めていきます。第1回は序章を執筆された堀田龍也先生を、第5回は終章を執筆された黒上晴夫先生にご参加いただきます。そして、最後の11月15日には、黒上晴夫 先生と堀田龍也 先生のお2人をお迎えしての特別対談をお送りします。 お申し込みは…

書籍ご紹介:『単元縦断×教科横断 主体的な学びを引き出す9つのステップ』

…都市立梅小路小学校の木村明憲 先生の著書、『単元縦断×教科横断 主体的な学びを引き出す9つのステップ』をお送りいただきました。単元縦断×教科横断――主体的な学びを引き出す9つのステップ作者:木村明憲さくら社Amazon 木村先生の授業は、前任校である京都教育大学附属桃山小学校で何度も何度も参観させていただいて、このブログでもレポートをさせていただいています。大変お世話になっている先生であるとともに、情報活用能力を育む授業の作り方というのを学ばせていただいている先生です。 その…

【イベント情報】ロイロオンラインセミナー ロイロ認定ティーチャーから学ぶシンキングツール実践!(2020年7月4日)

…都市立梅小路小学校の木村明憲 先生が、2020年7月4日に開催されるロイロノート・スクールのオンラインセミナーに登壇されるそうです。セミナーのテーマは「ロイロ認定ティーチャーから学ぶシンキングツール実践!」で、ロイロノート・スクールを用いた先進的な取り組みやシンキングツールを活用した授業実践について、学べます。 木村先生は自身のサイト「AK-Learning」でも紹介している、「単元縦断型授業」を提案されるそうです。 木村先生にコメントをいただきました。 「主体的・対話的で深…

『学校アップデート ―― 情報化に対応した整備のための手引き』読書感想文大会 No.2

…る糸口を探りたい。(木村明憲) 記載のあったクラウド化やICT支援員の整備が必要ですが、それに加えて昔のような学校がもっと地域との繋がりを復活させることが必要かと思います。学校ありきの地域という考えがあれば、先生方と町内会との連動ができるようになれば、より先生方は本来の仕事に専念できると思います。今あるものと今あるものを組み合わせて、新しい付加価値を生み出せると考えています。(末永幸@テクノ・マインド) 教師の意識:「勉強」という言葉への記述もありましたが,何かを「我慢するこ…

『学校アップデート ―― 情報化に対応した整備のための手引き』読書感想文大会 No.1

…などが思いついた。(木村明憲) 教員、教育委員会、教育センターだけでなく、家庭まで、それぞれの立場で、今後の教育について必要なことや、今検討されていることが記載されており、非常に読みやすい構成でした。特に家庭では教育委員会でどのようなことを検討されているかは分かりません。基本的に関わりがないため、学校アップデートを読むことで理解することができます。個人的には地域との連携についての記載もあり、街づくりにも関わる本でもあると感じました。(末永幸@テクノ・マインド) 「学校アップデ…

授業で使えるかも:木村明憲 先生のサイト「AK-Learning -Teaching materials Site-」

…都市立梅小路小学校の木村明憲 先生*1が、ご自身のサイト「AK-Learning -Teaching materials Site-」を作成して、積極的に情報発信をされています。情報学習支援ツールがたくさんアップされていますので、ぜひご活用いただければと思います。 www.ak-learning.info 木村先生の実践について、メディアに掲載されたぶんをまとめたページも作られていまして、そこで本ブログで書いた授業レポートも掲載してもらっています。なんと45本もあるそうです。…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.5(2020年1月15日)

…C) 6年2組では、木村明憲 先生がメディア・コミュニケーション(MC)の授業を行っていました。京都のCMを作っていましたが、グループごとにパンフレットを作っていたり、電子書籍を作っていたり、動画を作っていたりします。紙でポスターを作っている人もいます。iPadを使うことが目的ではなくて、iPadはCM作りの手段として活用されていました。 このクラスでは、G Suiteを活用していて、一人ひとりが自分のGoogleアカウントをもっています。 Googleフォームを活用して、自…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.2(2020年1月15日)

…報活用能力研究主任の木村明憲 先生が見学の方に向けてされていたメディア・コミュニケーション科についての講話を見学させていただきました。 以下、木村先生が説明されていたことのポイントをメモとして公開します。 メディア・コミュニケーション科 →各教科を結びつける 情報活用能力:「せいりする」と「まとめる」は違う 「整理する」は、自分のため。「まとめる」は人のため、次の「つたえる」につながるもの。 IEスクール 情報活用能力の体系表 情報活用能力体系表を基に行ったカリキュラム・マネ…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.2(2019年2月6日)

…だきました。今回は、木村明憲 先生が担任されている、5年1組のメディア・コミュニケーション(MC)の授業をレポートします。 メディアコミュニケーションの授業では、9班に分かれて調査をしてきていて、それぞれの班でデータをまとめているところでした。この時間では、各班でのデータのまとめ方を交流しました。 学習のめあてとして、木村先生は「友だちの班の提案から自分の班に生かせることをみつけよう」「友だちの班の提案にアドバイスしよう」を挙げました。これは、子どもたちが持っているパワーチェ…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1(2019年2月6日)

…だきました。今回は、木村明憲 先生が担任されている、5年1組の朝の時間の様子をレポートします。5年1組の教室には、iPadを置くラックが教室に置かれていました。 木村先生が教室にいないときでも、児童はiPadを自由に使っています。ロイロノートを使ってスピーチの練習をしている子や、絵を描いている子など、いろいろな使い方をしています。個人の普段使いが浸透していると思いました。 児童はiPadを文房具として扱っている様子で、ノートや教科書と同じように筆箱の下にiPadが置かれていま…

京都教育大学附属桃山小学校の木村明憲先生がパワーチェックカード2を公開@教育教材ライブラリー

…大学附属桃山小学校の木村明憲 先生が開発している、パワーチェックカード 2が完成したとのことで、ダウンロードできるサイトのセッティングをお手伝いしました。サイト「教材ライブラリー」で自由にダウンロードできますので、今年度の実践で活用することもできるかと思います。 パワーチェックカードは、これまでの木村先生の授業のなかで使われているところを見てきました。情報活用スキルがカードになっていて、そこにシンキングツールもついています。 また、新しくシンキング・ルーチンカードも追加されま…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート まとめ(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組と若松俊介先生が担任する6年1組の授業を見学させていただきました。 No.1からNo.5では、木村先生の5年生の朝の会と授業をレポートしました。 blog.ict-in-education.jpblog.ict-in-education.jpblog.ict-in-education.jpblog.ict-in-education.jpblog.ict-in-education.jp No.6は、若松先生の6年生で行っていた、…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.5(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組の授業を見学させていただきました。 4時間目は国語でした。教科書の「百年後のふるさとを守る」を読み、自分で線を引いたところについて、どんなことを思ったか、どんなことが心にひっかかったかを交流していきました。児童から出たたくさんの意見を、木村先生はホワイトボードに書いていきます。 児童は、クラスメイトが線を引いたところを国語の教科書を広げて読んで確認をしながら、発表を聴いています。その後、「自分の線をひいたところだけでなく、でき…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.4(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組の授業を見学させていただきました。 3時間目は理科でした。前の時間に、電磁石の強さについての実験をしていて、今回は実験結果について話し合う時間でした。児童は、実験の結果をロイロノート・スクールを使って、撮影した写真も合わせてまとめていました。 このように写真などを合わせてまとめるときには、ノートやプリントよりも、ずっと効率的にまとめることができるように思います。 個人でやった実験の結果と考察をまとめていきます。No.1で紹介し…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.3(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組の授業を見学させていただきました。 2時間目は社会でした。前の時間のふりかえりをした後、木村先生からロイロノート・スクールでノートが送られます。ノートには、「自動車の部品はどのように作られているのだろうか」という問いが書かれています。この問いが書かれたノートから、児童一人ひとりが考え、発表し、クラス全体で考察していく授業が始まっていきました。 教室のあちこちで、iPadのシャッター音が鳴っていました。文章や図など資料となるもの…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.2(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組の授業を見学させていただきました。 1時間目は算数の授業でした。児童は一人1台のiPadを机の上に出して、算数の授業がスタートします。最初に先生から「前の授業は何をしましたか?」と質問され、児童は、手元のiPadのAirPlayで教室全面のディスプレイに画面を投影してプレゼンしていました。 前回の授業内容を確認します。今回の授業で学ぶ内容をディスプレイに提示して、「(これまでに学んできたところと比べて、)どこが新しいの?」と木…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1(2018年12月11日)

…桃山小学校を訪問し、木村明憲先生が担任する5年1組の授業を見学させていただきました。 今回は、朝の会の様子をレポートします。木村先生のクラスの朝の会では、一人の児童が3分間のスピーチをします。この日のスピーチのテーマは、「学ぶ」こと。スピーチを聴いているクラスメイトに「学ぶとはどういうことだと思いますか?」と問いかけ、ホワイトボードを使いながら、「学ぶ」ことについてスピーチを進めます。 スピーチをする児童の他に、もう1人の児童がホワイトボードの前にいて、スピーチの要約をその場…

メディア掲載:『成城教育』第181号 特集 第44回 幼・初・中高合同研究会「成城学園におけるICT教育の充実を目指して」

…大学附属桃山小学校の木村明憲 先生、奈良女子大学附属中等教育学校の二田貴広 先生に来ていただいて、先生方の実践事例を紹介していただきました。学校を訪問し、授業を見せていただいて、ICTの活用というだけでなく、情報活用能力を育むという面からいつも勉強させていただいているお二人の先生と一緒に登壇できたことが非常に嬉しかったです。 合同研究会に参加された先生方も、実際に木村先生と二田先生がされている実践をイメージすることで、「ICT教育がどのようなものなのか、どのような授業ができる…

山形市教育研究会 メディア教育部会 研修レポート No.1(2018年9月19日)

…&ハンドブック作者:木村明憲さくら社Amazon English Central 英語の練習をするために使えるサイトとして、English Centralも体験してもらいました。一人ひとりが発音の練習ができるのを、実際にヘッドセットを使って体験できました(メディア教育部会の幹事の先生方のご協力で実現!)。スコアが上がると、「よっしゃ!」と喜ぶ先生方の姿は、子どもたちもまさに同じようなのだ、ということを感じられたのではないかと思います。 ja.englishcentral.co…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート まとめ(2018年3月8日)

…科の授業(若松先生と木村明憲先生の共同授業)をレポートしました。 blog.ict-in-education.jp No.2では、若松俊介先生が担任する5年2組で、国語「わらぐつの中の神様」の授業の様子をレポートしました。 blog.ict-in-education.jp No.3では、ゲストティーチャーとしてお話をさせていただく機会がありましたので、今回はその様子をレポートしました。 blog.ict-in-education.jp No.4では、教室でちょっと見かけた掲示…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1(2018年3月8日)

…科の授業(若松先生と木村明憲先生の共同授業)をレポートします。 「新1年生に、桃山小学校のことを知ってもらおう」というテーマで、どんなことを教えてあげればいいかをみんなで考えました。最初に、桃山小学校のことを伝えてあげるためには、まず伝えるべき情報を集めないといけない、ということを先生が説明をしました。そして、「集める→まとめる→伝える」という順で、新1年生に桃山小学校のことを知ってもらうようにしよう、という方向性を伝えます。 デジタルとアナログ関係なく、情報を集め、まとめる…

授業に使えるかも?:情報ハンドブック デジタル版

…大学附属桃山小学校の木村明憲 先生から、情報ハンドブックのデジタル版が公開されました、とご紹介をいただきました。情報ハンドブックは、「情報を集める」「情報をまとめる」「情報を伝える」という各活動のポイントと事例を収録したものです。先生方と児童の両方が、授業のなかのさまざまな場面で参照し、活動の指針とできるものだと思います。 活動のポイントと事例をわかりやすく説明 情報ハンドブックには、学年別にそれぞれ「情報を集める」「情報をまとめる」「情報を伝える」という各活動のポイントと事…

三重県教育工学研究会 2017年度 冬季セミナー「次代を生きる子どもにつけたい力と教師の役割」 レポート No.5(2018年1月13日)

…大学附属桃山小学校 木村明憲先生でした。 「主体的・対話的で深い学びの実践とかけて、○○と説く その心は?」 大喜利の最初のお題は、「主体的・対話的で深い学びの実践とかけて、○○と説く その心は?」でした。なんてレベルの高い大喜利なんだ。「主体的・対話的で深い学びの実践とかけて、○○と説く その心は?」(中村先生) #mieict冬セミナー pic.twitter.com/RKCf5Qaeoh— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年1月13日 最初に答え…

Eテレ 「NHK for school アワード」で京都教育大学附属桃山小学校の授業の様子が放送予定

…大学附属桃山小学校の木村明憲先生のクラスの授業の様子が放送されるそうです。情報活用スキルアップのための番組「しまった!」を視聴している様子が放送されるそうです。 また、京都教育大学附属桃山小学校で活用しているところを何度も見ている、学習支援カード(情報学習支援ツール)を活用しているところも見られるそうです。 春休みのスキルアップにぜひ、録画して見ていただければと思います! www.nhk.or.jp▼参考エントリー・書籍など blog.ict-in-education.jp …

京都教育大学附属桃山地区学校園 教育研究発表会 レポート No.6(2017年2月3日)

…2次)―」でした。 木村明憲先生の担当する4年2組と中学校3年2組が参加した交流授業である、「デジタル作品を作成しよう」を見学しました。小学校ではメディア・コミュニケーション科、中学校では技術科として、設定をされています。 中学生の前でプレゼンテーション 「桃山CMコンクール」と名付けて、4年生が作成した桃山地域を紹介する動画を、中学生の前で発表をしていき、アドバイスをもらうという授業でした。 小学生が作成した動画を発信していくうえで、中学生が今までに学んできたことをもとにし…

京都教育大学附属桃山地区学校園 教育研究発表会 レポート No.3(2017年2月3日)

…2組を担当されている木村明憲先生が幼小交流の授業形態で行った、健康コミュニケーションの授業です。テーマは、「ぐっすり!スッキリ!元気モリモリ!」でした。 関係を作り、相手の立場に立って伝えることから学べること 小学生3人~4人のグループに、うめ組の子どもが1人~2人参加するような形でグループになり、それぞれのグループごとに活動が始まりました。 4年2組のみんなは、幼稚園5歳児(うめ組)のみんなの名前を全員覚えていました。この関係性があるとないとで、交流授業の成果は大きく違いそ…

京都教育大学附属桃山小学校 教育実践研究発表会 レポート No.1 (2016年11月25日)

…初の全体会において、木村明憲先生が、「相手を意識して主体的に情報を活用しようとする子の育成 ~誰もが指導できるメディア・コミュニケーション科をめざして~」と題して講演を行いました。 この中で、最初に「メディア・コミュニケーション科の基本方針として、以下の3つが紹介されていました。 21世紀型情報活用能力の育成 「メディア」と「コミュニケーション」を一体とした指導 課題解決を主体とした指導 「何を伝えるのか」「どうやって伝えるのか」の前提として、まず相手を意識することがコミュニ…

2016年のふりかえり

…&ハンドブック作者:木村明憲さくら社Amazon 10月2日には、朝日地球会議に登壇する機会もいただきました。直前が小池百合子都知事で、イイノホールという大きな会場。なかなかの緊張感でした…。 blog.ict-in-education.jp セサミワークショップ日本事務局としての活動 また、9月14日には、セサミストリートのキャラクターたちと学べる教育プログラム「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」発表記念シンポジウムで登壇し…