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小金井市立前原小学校 授業レポート No.2(2019年5月24日)

 2019年5月24日に、小金井市立前原小学校を訪問し、蓑手章吾先生が担任されている5年1組の授業を見学させていただきました。今回は、プログラミングの時間をレポートします。
 今回のテーマは、IchigoJam×ドローン。最初に蓑手先生は「昨日、先生たちもやってみたけど難しかった。飛ばせるかどうかわからない。だから、“みなさんの力を借りたいです”。一緒にいろいろ試していこう。」と言いました。いろいろと試行錯誤を先生たちもしてみたけれど、飛ぶときと飛ばないときがあるそうです。でも、何が違うかわからない。「このクラスで誰かがドローンを飛ばせれば今日のところは成功。みんなで考えよう」と蓑手先生。子どもたちからは、「よし、がんばろう」という声があがっていました。
 こうして子どもたちと先生が、対等に一緒に問題を解決する人としてプログラミングに取り組む、というのもひとつの実践の形だと思いました。
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 自由に席を移動して、IchigoJamに取り組みます。IchigoJamとドローンをどうやって接続するか、ドローンを飛ばすコマンドなどはプリントにまとめてあり、それを配布します。子どもたちはどんどん自分で進めていきます。間違えやすいポイントや質問が多く出たところだけは、蓑手先生が全体に共有しますが、それ以外は基本的に自分たちでどんどんがんばっていきます。
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 自分のIchigoJamでプログラムを組むことができたら、教室の四隅に置いてあるドローンのところへ行って、ドローンにプログラムを転送します。何人もトライしますが、授業終盤まで、ほとんど飛ぶことはありませんでした。蓑手先生も「やっぱり、難しいかな…?」と言っていましたが、子どもたちは何度も何度もトライしていきます。みんなで試行錯誤をしていく空気が教室にできていることが、プログラミングを学ぶには絶対に必要だろうなと感じました。
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 途中、「先生!」と質問がたくさん出ていましたが、蓑手先生は、「わからないことがあったら、まず身のまわりの3人に訊いてみて」と言っていました。3人に訊けば、けっこうなことは解決したり、一緒に考えたり、ということができます。みんなで頭をひっつけて考えるのがいいな、と思います。
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 そして、授業の最終盤に、ようやく一人ドローンを飛ばすことができました。「できた!飛んだ!拍手!」と蓑手先生。教室も盛り上がります。
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 No.3に続きます。
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(為田)