Twitterに流れてきた、スミソニアン図書館のサイトで閲覧可能な明治時代の波紋集と、大英博物館のサイトで閲覧可能な葛飾北斎の「新形小紋帳」を見ました。単純な模様なのに、すごく美しい。それぞれ、スミソニアン図書館と大英博物館の該当ページへのリンクも貼られています。
装飾好きにはたまらない。波だけを描いた明治時代の波紋三集が閲覧、ダウンロード出来る。これは嬉しいです。江戸末期の絵師、森雄山製作。
— Hiroko Miyamoto (@HirokoMiyamoto7) October 25, 2020
スミソニアン図書館https://t.co/VZkYv4L05q pic.twitter.com/V2saFz5PQ9
装飾本でも葛飾北斎が描いた「新形小紋帳」。テキスト本と言ってもいい内容、其々に名称も付けられています。ダウンロード可能。
— Hiroko Miyamoto (@HirokoMiyamoto7) October 28, 2020
Katushuka Hokusai "Shingata komon cho" 大英図書館 British Museumhttps://t.co/gGHpTPAb8D pic.twitter.com/G0SMoYdAMf
ちょうどいま担当している授業で、小学校1年生にコンピュータのコピー&ペーストを教えるために、簡単な図形を作ってそれをコピー&ペーストで増やして組み合わせてもようをつくるという活動をしているのですが、次回の授業でこのスミソニアン図書館の画像を見せてみようかな、と思います。
「シンプルな図形を組み合わせていろいろと模様が作れる楽しさ」というのも知ってほしいですが、その裏側で「昔の本をこうして全ページ、インターネットで見ることができるのってすごい」ということを知ってほしいと思います。1年生じゃまだ全員はわからないかもしれないですが、でも、何人かには届くかもしれない。「形を組み合わせるとおもしろい!」と思ってもらえるだけでもいいのです。そう思って、いろいろなスイッチを押してあげたいと思うのです。
いろいろな模様を作りながら、知らないうちにコピー&ペーストのやり方も憶えるし、マウスを使ってのクリック、ドラッグなども、なかなか小学校1年生では難しいのですが、慣れていくこともできます。
(為田)