そびえ立つ「ジブラルタルの岩」から雲が湧き出るような現象、レバンター雲の様子が撮影され、ロイターがSNSで発信していました。自然の不思議さを感じます。
イベリア半島南端にある英領ジブラルタルで24日、そびえ立つ岩から雲が湧き出ているかのような神秘的な現象が撮影された。 pic.twitter.com/J9QtsoZogn
— ロイター (@ReutersJapan) August 30, 2022
多湿な東風(レバンテ)が吹きつけ、それが急激に上昇することで雲が発生するそうです。
ジブラルタルは、「ジブラルタル海峡」という名前と、イギリス領であることくらいしか知らなかったので、Google Earthで見てみました。ここに写っている岩、本当にそびえ立っている感じなのですね。動画の手前に飛行機が見えるので、飛行場側から撮影したのだろうなと思います。
Wikipediaで「ジブラルタルの岩」と調べてみたら、びっくりなことがたくさん書いてありました。
「高さ426メートル」という巨大な岩は、「岬をなす一枚岩の石灰岩」だそうです。え、これで一枚岩なのですか…。「ザ・ロックを構成する堆積岩地層は、天地逆にひっくり返っており、古い地層が新しい地層の上に横たわっている」のだそうです。天地逆にひっくり返ってる…。すごい。そして、「かつてここは世界の最果てとみなされ」ていた、というのもわかるような気がします。
雲の成り立ちに興味をもってもらうための動画にもなりそうだし、地形の不思議さを知ってもらうためにジブラルタルの岩を見てみるのもいいのではないかと思いました。
ジブラルタル、Google Earthで見ているだけでもすごい地形で、ものすごく自分の目で見てみたい場所だなと思いました。
(為田)