朝日新聞社とパナソニック株式会社で、こどもの日である5月5日に発行しているコンテンツ「未来空想新聞」が、2025年5月5日に「未来空想新聞 2042」として公開されました。
サイトにアクセスしてみると、2042年5月5日の新聞記事がずらりと並んでいます。これらの記事は、いろいろな職業の方々が見出しを作って、そこから生成AIが作成した架空の記事だそうです。さまざまなトピックが並んでいてとてもおもしろかったです。
新聞記事の見出しを自分で考えて、生成AIに記事を書いてもらうというのはとてもおもしろいなと思ったので、Copilotで同じことができるかどうか試してみました。
試しに「「神奈川県の高校入試、年間3回の学力入試と面接入試を併用へ」という見出しの架空の新聞記事を、300文字で書いてください」と書いてみたら、以下の記事を書いてくれました。
神奈川県の高校入試、年間3回の学力入試と面接入試を併用へ
神奈川県教育委員会は、高校入試制度を大幅に改定し、年間3回の学力試験と面接試験を組み合わせた新方式を導入すると発表した。これにより受験生は複数回のチャンスを持ち、試験ごとの成績をもとに最も高い評価を活用できる仕組みとなる。
学力試験は各学期末に実施され、面接試験は人間性や適性を評価する目的で導入される。教育委員会は「受験生の実力をより公平に評価できる」と期待を寄せている。一方、学校現場からは準備負担の増加を懸念する声もある。
新制度は来年度より試験的に導入され、受験生の反応を踏まえて本格実施が検討される予定だ。※ 生成AIが作った架空の記事です。
さらに内容を追加しようと思って、「この記事に、内申点制度の弊害を乗り越えられる可能性を追加して書き直してもらえますか?」とCopilotにお願いしたら追記してくれました。
神奈川県の高校入試、年間3回の学力入試と面接入試を併用へ—内申点制度の弊害を軽減
神奈川県教育委員会は、高校入試制度を改定し、年間3回の学力試験と面接試験を組み合わせた新方式を導入すると発表した。この新制度により、受験生は複数回の試験機会を得られ、最も高い評価を活用できる。また、従来の内申点制度に頼らない選抜が可能となることで、公平性の向上が期待される。
内申点制度では、教師の主観が評価に影響する可能性があり、生徒の努力が適正に反映されないケースも指摘されていた。新方式では、学力試験の結果が中心となるため、学習の成果をより公平に評価できる。また、面接試験を導入することで、学力だけでなく個々の資質や適性を総合的に判断できる仕組みとなる。
教育委員会は「受験生の能力を正確に評価し、学習意欲を高める入試を目指す」と説明。一方、学校現場では、準備負担の増加を懸念する声もある。新制度は来年度から試験的に導入され、受験生や教育関係者の意見を反映しながら本格的な実施が検討される予定だ。※ 生成AIが作った架空の記事です。
見出しだけを書いて、架空の記事が作れるのはおもしろいです。生成AIが書いてくれた文章のなかに知らないキーワードなどがあれば、それについて詳細に解説してもらうようにプロンプトを書いてもいいと思いました。
「未来空想記事」は、きっと来年も行われるのではないかと思います。生成AIとやりとりをしながら、いい感じの見出しができたら、来年度のためにとっておいてもいいのではないかと思いました。
(為田)