2019年12月12日に、関西大学初等部で行われた、Think × Act × Creation 2019に参加しました。オープニングでは、堀力斗 先生から関西大学初等部の紹介がありました。
関西大学初等部は、小学校では日本で唯一のApple Distinguished Schoolになっていて、子どもたちは一人1台のiPadを活用しています。iPadはわざわざ使うものではなく、いつでもiPadを使えるようにしているそうで、堀先生は、「一人1台は、ナチュラルなものです」と表現していました。授業で使っているアプリについては、堀先生は「いろいろなアプリを使っていますが、基本無料アプリでやっている」と言います。無料アプリであれば、iPadを導入していれば、他の学校でも同じように使うことができます。他の学校でも応用できるアイデアが多く紹介されると思いました。実際、この後の公開授業では、iPadを使った幅広い活用が行われていて、このイベントがApple Distinguished Schoolとしての情報発信となっていると感じました。
次に、低学年・中学年・高学年ごとに、担当の先生方がどんなふうにiPadを授業のなかで使っているかを紹介してくれました。
低学年
- iPadは特別なものでなく、文房具。
- ICTによって教室に主体性が生まれている、対話が生まれている。それによって、思考へと繋がる実践ができている。
中学年
高学年
- 一人1台iPadを持っていることによって、いつでも学べることの良さができている。
- BYODによって、保護者連携が進んだ。子どもたちは、保護者から助言を得たりもしている。
それぞれの学年でiPadを普段遣いとして使っている様子がよくわかる説明でした。この後、6年生の話を機会がありましたが、そのときに「外出しているときにわからない言葉があったりすると、iPadを使ってすぐに調べることができる」と言っていました。普段からiPadをツールとして活用している様子がわかります。
No.2へ続きます。
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(為田)