田丸雅智さんの『たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座』を読みました。超ショートショートと言えば、原稿用紙1~3枚くらいの短くて不思議な小説のことです。
テレビ番組「情熱大陸」で特集されているのを見て、そのなかで取り上げられていた「ショートショートの書き方講座」で使われていたワークシートに興味をもって読みました。
ワークシートの使い方も紹介されています。だいたい以下のような感じです。
- 最初に名詞を探して書いてもらいます。例えば、「桜」「電車」「椅子」「コーヒー」「納豆」「ニュース」…のように20個探して書きます。
- そのなかから、1つだけ名詞を選んで、その名詞から思いつくことを今度は自由に10個書きます。例えば、「納豆」を選んで、「ネバネバしている」「賞味期限がある」「朝、かかせない」「スーパーに売っている」「すごく好きな人がいる」とかです。
- こうしてたくさんの言葉が出てきて、それを組み合わせて不思議な言葉を作ります。
- そうすると、「スーパーに売っているニュース」というような不思議な言葉ができあがります。そして、この不思議な言葉をもとにストーリーを作っていくのです。
言葉をたくさん出して、その言葉から連想して、くっつけて…という講座なのですが、こういうのを自由に考えて、書いて、「そんな言葉、ないでしょー!」とか言い合うような授業をやってみたいな、と思っています。
言葉を書き出して、そこから連想していくところを個人ワークにして、そこからお互いに書いたワークシートを共有して、違う人が考えた言葉で超ショートショートを書いてみるとかもいいかな、と思っています。schoolTaktでみんなで書き合って、ちょっと原稿用紙に書いたら怒られちゃいそうなストーリーを書いて、それをクラス内で共有して、「これ、おもしろい!」とみんなで褒め合ったり、「いいね」つけ合ったりするような活動をしてみたいな、と思っています。
(為田)