宮城教育大学の安藤明伸 先生から、『ここがポイント!小学校プログラミング教育の要点ズバリ! embotで楽しく実践できる指導案 特選15』をお送りいただきました。
NTTドコモの社内ベンチャー制度で設立されたe-Craftが提供しているダンボールでロボットを作れるプログラミング教材「embot」を使った授業の様子と、指導案とが詳しく紹介されています。embot、見た目がとてもかわいいのと、ロボット教材としては安価なのでロボットプログラミングの入口としてはいいかな、と思いました。
www.embot.jp
ダンボールでできているembotにいろいろ描いたり、ダンボールを工作的に使って動きを変えたりすれば、図工+プログラミングができそうだと感じます。
ロボットを組み立てるのは、機構をある程度考えないといけないので、簡単ではないと思っています。学校の授業でやると、どうしても「ロボットの形を作る」ところに凝りすぎて、そこで時間が終わってしまうこともあります。最初からロボットを動かせて、それをカスタマイズしていく、ということができるのがembotの良さかな、と思います。最初から人の形(人じゃないけど)をしていることは、子どもたちにとっては親しみを感じさせてくれると思います。
ここを入口にして、「もっと細かく関節を作りたい」とダンボールでチャレンジするのもいいと思うし、もっとメカメカしく…と他のロボット教材に移行するのもいいと思います。入口で、「プログラミングで思い通りに作れるのって楽しい!」と思ってもらって、没頭できることが何より大事だと思っています。そうした授業づくりのひとつの候補として、自分でもembot使ってみようかと思います。
(為田)