ジェ・ソンウンさんの『インフルエンサーのママを告発します』を読みました。インフルエンサーの母とその家族の物語。SNSとの付き合い方、承認欲求、肖像権などの権利、などなど、いろいろなことを考えられるストーリーでした。
スマートフォンをもって広い世界と繋がり始める中学生や、その前に一人1台の情報端末を学校で持つ小学生と一緒に読んでみたいなと思う本でした。途中を切り出すよりも、全体を読んだほうがいいと思うので教材としてはちょっと難しいかな、と思うのですが、学校の図書室にあったらいいなと思います。また、感想をみんなで書けるスペースとかを用意してもいいかなと思いました。
(為田)