8月に広島県三原市へ行ったときに、三原駅の近くにある三原城へ行ってきました。Googleマップに示されたとおりに三原城を目指すと、三原駅構内を突っ切っていくことに。三原駅の改札口を出たところの床には、「三原城跡 →90m」と書かれていました。
いくら何でも近すぎるのでは…と思いながらサインに従って歩いていくと、駅の構内に「天守台跡 入口」と書かれています。
すごい、見たことないくらい近い天守台でびっくりしました。駅の建物の扉を開けると、そのまま天守台に上がれました。扉の向こう側に見えている石垣が天守台の石垣です。
天守台に登ってみると、すぐ下に堀があって、その向こうに山陽新幹線のホームが見えます。
天守台が駅に直結しているということは、城の敷地を線路が突っ切っているということになります。城跡は文化財という意識があるので、「そんなのいいの?」と思って、「三原城 三原駅 直結 理由」とキーワードを入れて検索してみると、いろいろなページがヒットしました。文化庁としては難色を示したものの、三原市と国鉄(当時)が説得をしたようです。
Copilotに「三原城と三原駅が直結している理由を教えて下さい」とお願いしたら、ざっとした理由はわかりましたが、検索エンジンを利用した程には情報が幅広くは出てこなかったな、と思っています。
Copilotなど生成AIに質問する形で検索する場面はこれから学校の授業でも増えていくのかなと思っていますが、情報の広がりという意味では検索エンジンの方がまだ分があるかなと思いました。
でも、小学生や中学生には対話形式で質問ができる方が速くはあるのですが、検索エンジンとどういうところが違うのかをわかってもらうような場面を作っていきたいな、と感じました。
続けて、「三原城が壊されてしまうことに反対運動は起こらなかったのですか?」と質問してみたら、反対運動が起こったことなどについても知ることができました。
こうして質問への回答にさらに質問をする、「更問い(さらとい)」をできるようになれば、検索エンジンよりも使いやすくな理想だと思いました。更問いの良さを知れるような活動を、授業に入れたいなと思いました。
(為田)