教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材で使えるかも?:茂木外務大臣の記者会見動画

 茂木敏充外務大臣が2020年8月28日の記者会見において、ジャパンタイムスの記者の方からの日本語での質問にあえて英語で聞き返すという出来事がありました。また、やり取りの最後に「お分かりいただけましたか。日本語、分かっていただけましたか。」と相手の日本語能力を貶めるような確認をするという出来事がありました。
 日本の移民文化・移民事情を伝えるウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」編集長である、望月優大さんが書かれている記事のなかで、この記者会見の動画を見ることができました。記事中でも触れられているように、2分15秒くらいからです(再生ボタンをおしたらその時点から始まります)。
www.youtube.com

 望月さんの記事も合わせて読んでみてもいいのではないかと思います。

 また、異文化コミュニケーションと人事管理コンサルティング事業を行っている実業家・経営コンサルタントである、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングのロッシェル・カップさんのコメントなども合わせて紹介してみてもいいかもしれません。

 現在起こっている出来事、直近のニュースを教材として取り入れられることも、ICTを活用する大きなメリットのひとつです。実際に教室のなかでこの動画を見て、ディスカッションをしてみたいと思いました。英語という外国語を学んでいる立場として生徒たちはどうこの動画を見るのか。グローバル社会でのコミュニケーションの仕方として自分だったらどう感じるのか、ということを考える機会にしてほしいと思います。

(為田)