教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材として使えるかも:いろいろな物質を作っていくアプリ「Little Alchemy 2」

 素材と素材を組み合わせていくゲーム「Little Alchemy 2」というアプリを知りまして、やってみました。ブラウザ上でもできますが、iOS版とAndroid版もあります。
littlealchemy2.com

Little Alchemy 2

Little Alchemy 2

 右端に表示されている4つの素材が最初に使える素材です。最初はair(空気)、earth(土)、fire(火)、water(水)だけしかありません。
f:id:ict_in_education:20201221141819p:plain

 これを、中央にドラッグしていき、重ねていくことで新しい素材が表示されていきます。例えば、water(水)とair(空気)を重ねると、mist(霧)ができます。earth(土)とwater(水)を重ねると、mud(泥)ができます。新しくできた素材は、右側に並んで、これらも使えるようになっていきます。どんどん素材が増えていきます。
f:id:ict_in_education:20201221141843p:plain

 作った素材がENCYCLOPEDIAのなかにどんどん登録されていきます。全部で720個もあります。ある素材を生み出すやりかたは、1つではなく、複数の生み出し方もあるようです。watar(水)とwater(水)でpond(池)ができるなど、同じものから違うものができることもあります。
f:id:ict_in_education:20201221142108p:plain

 いろいろと試していると、primordial soup(原始的なスープ)が出てきました。ここから、life(生命)も生まれてきました。これはおもしろい…。地球での生命誕生的なことにも想像がひろがっていきます。
f:id:ict_in_education:20201221142121p:plain

 だんだん生命体に近づいてきます。プランクトンが出てきたときには、「やったー、プランクトンだ!」と思わず声がでました。進化がめちゃくちゃうれしいです。
f:id:ict_in_education:20201221142835p:plain

 途中からは「え?これ以上なにかできるの…?」と不安にもなりますが、途中からenergyとかheatとかが出てきて、「sea(海)にheat(熱)が組み合わさると波が…」とかいろいろと考える機会にもなりました。
 がんばってがんばって、ようやく素材の数が40まで行きました。bacteria(バクテリア)、tabacco(タバコ)、explosion(爆発)などなど、いろんなものが出てきました。が、ここからがなかなか難しいです。
f:id:ict_in_education:20201221142945p:plain

 fire(火)+life(生命)を重ねたら、phoenix(不死鳥)も生まれてきました。これは本当に楽しいです。オムレツとか原子爆弾も出せました。科学的な合成がわかるわけではないですが、想像力が育ちそうな気がするのと、英語の勉強としても楽しいです。
f:id:ict_in_education:20201221143223p:plain

(為田)