教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

【イベント情報】Ludix Lab『シリアスゲーム 教育・社会に役立つデジタルゲーム』 刊行8周年記念トークセッション(2015年2月20日)

 2月20日(金)に、『シリアスゲーム』刊行8周年記念のトークセッションに参加します。各分野でのシリアスゲームの関わりや今後について、著者の藤本さんと語るセッションです。

http://peatix.com/event/70602/
http://peatix.com/event/70602/

■趣旨
エンターテインメント向けに発達したデジタルゲーム技術を、社会の諸領域の問題解決に活用する「シリアスゲーム」。教育・公共政策・ヘルスケアなど多様な 分野から注目を集めるシリアスゲームのコンセプトや開発・導入の考え方を実例を交え論考した『シリアスゲーム 教育・社会に役立つデジタルゲーム』(東京電機大学出版局)が刊行されたのは2007年2月20日。それから8年が経ちました。

このトークセッションでは、Ludix Labのメンバーが、デジタルゲームアナログゲームそれぞれの特徴を踏まえつつ、教育・学習における「シリアスゲーム」の可能性を語ります。

ゲームデザイナー、教育関係者、人事担当者など、幅広いバックグラウンドの方々と「シリアスゲーム」について語り合う機会として企画しました。ぜひご参加ください。



■プログラム
(1)著者による巻頭言
(2)「シリアスゲーム」概説
(3)Ludix Labフェローによる各章の解説
(4)ディスカッション
(5)8年後の特別補講「既に来たシリアスゲームの未来」
(6)Q&Aセッション

 『シリアスゲーム』刊行から8年、新しい情報を聞けると思います。
 以前にこのブログでも紹介をしました、September 12thを知ったのも、この本でした。

対テロ戦争について考えさせるシリアスゲーム - 教育ICTリサーチ ブログ
 本当に多くの影響を与えてくれた本で、学校や学習塾にタブレットが普及していくと、コンテンツとしてシリアスゲームを使う事もできるようになってくると思います。そうした提案もしていきたいなと思っていますので、興味ある方は、ぜひ会場へお越しください。

↓お申し込みはこちらから。
http://peatix.com/event/70602/
http://peatix.com/event/70602/

 登壇者として、Ludix Labのフェローが勢揃いです。

★登壇者プロフィール:
藤本 徹(ふじもととおる): 慶應義塾大学環境情報学部卒。民間企業等を経てペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了。博士(Ph.D. in Instructional Systems)。2013年より現職。東京工芸大学芸術学部非常勤講師等を兼務。専門は教授システム学、ゲームの教育利用や社会的応用の研究、シリアス ゲーム開発者教育。著書に「シリアスゲーム」、訳書に「テレビゲーム教育論」、「デジタルゲーム学習」、「幸せな未来は「ゲーム」が創る」など。

池尻 良平(いけじり りょうへい): 東京大学大学院学際情報学府修士・博士課程を経て、2013年より現職。博士(学際情報学)。専門は教育工学、歴史学習、転移、ゲームデザイン。社会の問題解決に応用できる歴史のゲーム教材を開発している。2009年度 東京大学大学院学際情報学府 優秀論文受賞。2013年 日本教育メディア学会 井内賞(優秀論文賞)受賞。2014年 e-Learning Awards 2014フォーラム MOOC賞受賞。訳書に『21世紀型スキル 学びと評価の新たなかたち』(北大路書房)がある。

高橋 興史(たかはし こうじ) カレイドソリューションズ株式会社 代表取締役 上場企業や研修会社を経て、「ビジネスゲームで研修内製化」を特徴とするカレイドソリューションズを創業。外注と内製の中間的位置 づけや、ゲームを活用するサービスのユニークさは業界やメディアでも注目されている。ゲームやケーススタディ、教材の開発実績多数。大学での講演や研究で も精力的に活動。

為田 裕行(ためだ ひろゆき): 慶應義塾大学総合政策学部卒。大学卒業後、西日本の大手学習塾企業を経て、 フューチャーインスティテュートの設立に参画。 以後、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学の教壇に立つと共に、 学校教員向けの研修プログラム設計、授業計画コンサルテーション、 教育テレビ番組や幼児向け教材、サービスなどの教育監修も行っている。学校、教育委員会、学習塾向けの教育ICT導入支援を手がける。

福山 佑樹(ふくやまゆうき):東京大学大学院学際情報学府修士課程、早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程を経て、2014年より現職(博士:人間科学)。ゲームを利用した社会問題の学習手法など、ゲームと教育・学習の関係性について研究している。学内ではアクティブラーニング型授業の実践・普及を担当。分担執筆に「職場学習の探究」、「対人援助のためのグループワーク2」など。