教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

パワーチェックカード の検索結果:

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.2(2019年2月6日)

…どもたちが持っているパワーチェックカードでは、D-3.2「助言し合う」にあたります。先生が挙げるめあては、手元にあるパワーチェックカードで自分たちでも確認できるようになっています。(パワーチェックカードはここからDownloadできます) 各班で、アンケートなどのデータをまとめていました。児童に話を聞いてみると、学校に落ちているゴミの数を廊下や特別教室など分類ごとに数えてデータを集めたり、ロイロノート・スクールでアンケートを配布/回収してデータ取りをしたりしているようです。ま…

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1(2019年2月6日)

…、プレゼンテーションパワーチェックカードを使って、スピーチを評価していきます。プレゼンテーションパワーチェックカードは、ラミネートされているので、マーカーでチェックします(消せば何度でも使えます)。文字色、間のとり方などについて評価をするとともに、「身振り手振りを入れるといいと思います」などのコメントもありました。 最後に、木村先生からコメントをもらいます。木村先生は、「みんなの役に立つスピーチだった。構成もよかった。本の紹介が、自分の勉強にもなったし、みんなの勉強にもなった…

京都教育大学附属桃山小学校の木村明憲先生がパワーチェックカード2を公開@教育教材ライブラリー

…先生が開発している、パワーチェックカード 2が完成したとのことで、ダウンロードできるサイトのセッティングをお手伝いしました。サイト「教材ライブラリー」で自由にダウンロードできますので、今年度の実践で活用することもできるかと思います。 パワーチェックカードは、これまでの木村先生の授業のなかで使われているところを見てきました。情報活用スキルがカードになっていて、そこにシンキングツールもついています。 また、新しくシンキング・ルーチンカードも追加されました。どのように考えればいいの…

『イン・ザ・ミドル ナンシー・アトウェルの教室』×教育ICT ひとり読書会 No.4「第4章 書き手を育てるミニ・レッスン」

…で身につけるテーマ、パワーチェックカードのように下敷きにしたりして、いつでも見られるようになっているといいかもしれないな、と思いました。 https://t.co/ABHv77uWuB #イン・ザ・ミドル中— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2018年10月2日 情報ハンドブック デジタル版みたいな形でもいいかもしれない。思い出したくなったときに、ぱっとアクセスできるように。ライティング・ワークショップではきっと、ノートがそれにあたるのだろうな。 https:…

授業に使えるかも?:情報ハンドブック デジタル版

…クラスでは、これを「パワーチェックカード」と言い、印刷してラミネート加工して、児童がみんな下敷きとして使っています。下敷きとして常に持っているので、滑動を始めるときや、自主学習を始めるときに、どんな活動をすればいいのかを、すぐに自分でチェックできるようになっています。 活動の横には、チェック欄があり、その活動をしたら色を塗りつぶせるようになっています。同じ活動を、違う教科や違う単元で、何度もくり返し行うことで、児童に定着していくように設計されています。図形の塗りつぶしを完成さ…

『情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック』が本日発売

…、今回、参観記ということで、「パワーチェックカード+授業設計力で、情報活用能力を何度も繰り返し学ぶ」という原稿を書かせていただきました。非常に光栄です。情報学習支援ツール~実践カード&ハンドブック作者:木村明憲さくら社Amazon 情報活用能力をどう身につけさせるか、ぜひ実践事例として読んでみていただければと思います。教科にとらわれず、学ぶ力の元になる部分を形作る方法だと思っています。 興味をお持ちになった先生方だけでなく、保護者の方にも読んでいただきたいと思います。(為田)

京都教育大学附属桃山小学校 授業レポート No.1 (2016年11月10日)

…プレゼンテーション パワーチェックカードがあって、「スライド」「内容」「方法」について評価の観点が書かれています。評価はS→A→B→Cの4段階になっています。 児童は自分のパワーチェックカードに採点をマークしていっていました。ラミネートされているので、マーカーで書いても後で消すことができます。こうした活動があることで、プレゼンテーションを評価していく練習ができるとともに、自分がプレゼンテーションするときの学習のめあてを身につけることができると思います。 最後に、「木村先生お願…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.5(2016年7月8日)

…を考えていくことにしよう、と次の授業へつながっていきました。 この後、「どうやって」伝えるのかというところでは、きっと情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)を使って、伝え方を工夫していくことだと思います。(実は、昨年度に同じように“伝え方”の授業を見させていただいています リンク:京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.4(2016年2月22日) - 教育ICTリサーチ ブログ )今年度も、完成したCMをぜひ見させていただこうと思っています。(為田)

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.4(2016年2月22日)

…ールするのはいい。 パワーチェックカードは、どうやって見せるのかな? 拡大して写真に入れてもいいし、人数分コピーして配布してもいいし、どんなふうに見せるか作戦を立てましょう。 全体のまとめ、大事。 3人の感想がバラバラな感じがするので、その中から共通キーワードを探せるといい。「チャレンジ」とかかな?ルイ・ブライユがチャレンジしました、社会はパワーチェックカードでチャレンジ、MCでもチャレンジ、みたいな。 9班 社会見学について 「これで目次を終わります」は要らないね。 画面の…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.3(2016年2月22日)

…力 学習支援カード(パワーチェックカード)の中の項目です(情報活用能力 学習支援カードは、こちらのリンクで学年ごとに見ることができます)。 情報活用能力 学習支援カードでは、以下のように「集める」「まとめる」「伝える」の領域で、どのような能力が身につけばいいかをまとめてあります。「Aのアの3」は、「A. 情報を集める→ア. 情報を集める方法を選ぶ」の中の3つめの項目ということになります。 A.情報を集める ア.情報を集める方法を選ぶ イ.必要な情報を選ぶ ウ.情報を整理する …

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.1(2016年2月22日)

…るプレゼンテーションパワーチェックカードを使って、スピーチをした児童の評価をします。こうして明確にチェック項目がわかっていると、評価するときに何を評価すべきかがわかって非常にいいと思います。 それと、今回はスピーチへの感想で、「私も同じことを調べたんだけど、私はこう思いました」と自分にひきつけてコメントをした児童がいたのですが、この児童に対しても、「自分にひきつけて話すのがいいね」と先生が承認をしていました。これもとても大切なことだと思います。スピーチをした児童に対してだけで…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.7(2016年1月28日)

…と感じました。 同じパワーチェックカードを使っているからこそ、縦にこうして繋げてノート交流をしたり、ルーブリックの話をしたりできるのが素晴らしいと感じました。木村先生と若松先生の間で、「どのように進めていくか」「授業はどんな様子だったか」というのも、帰りの会が終わってすぐに共有もされていました。 異学年で学びの共同体を作っていくと、こうしたことができるのがいいなと感じました。◆ ◆ ◆ 朝から帰りの会まで授業を見学させていただいた木村先生、飛び込みで教室を見学させていただいた…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.6(2016年1月28日)

…強する内容について、パワーチェックカードではどの項目にあたるのかを質問していきます。児童たちは、自分の手元のパワーチェックカードを見ながら、項目を「A アの3だと思います」というように、答えていきます。 途中で、パワーチェックカードをモニターに映して、そこを見てもいいようにしながら、どの項目について勉強するのかを考えていきます。 この後で、学習の流れについても考えていきます。この授業では、この後、調べたいことを決める→本を使って調べる→下書き→報告書を書く→友達と伝え合う、と…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.4(2016年1月28日)

… それぞれについて、パワーチェックカードの中のどの項目に当てはまるのかを質問していき、ホワイトボードに明記して授業を進めていきます。 それぞれの時間配分も、児童たちが決めます。決めた時間については、タイマーをセットして、授業を進行していきます。児童から出てきた希望に対して、「ここはまとめでちょっと時間がほしいから、7分にしておいて」などというように、木村先生の方からも希望を伝え、一緒に時間を決めていました。 木村先生は「授業でも子どもたちが学習の進め方を少しずつ考えられる場を…

京都教育大学附属桃山小学校 授業訪問レポート No.1(2016年1月28日)

…力 学習支援カード(パワーチェックカード)を学習の核として使っているのが特徴です。(パワーチェックカードは、ここでPDFをダウンロードすることができます。)ラミネートされて下敷きになっているので、児童はいつでも確認をできるようになっていますし、木村先生の「ルーブリックはどうしよう?」という問いかけがあれば、すぐにパワーチェックカードを見て考える、ということが徹底されています。 今回の朝の会では、そのパワーチェックカードに加えて、新たに作成したというプレゼンテーションチェックカ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問レポートまとめ (2015年11月27日)

…台にあるのは、情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)です。 情報活用能力 学習支援カード(パワーチェックカード)は以下のURLでPDFをダウンロードすることができます。ぜひ、見てみてください。 www.pef.or.jp 以下、4回のレポートへのリンクです。 blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp(為田)

京都市立嵐山東小学校訪問(2015年11月27日)

…いる学習支援カード(パワーチェックカード)のなかにあるめあてもあわせて書いてあります。今回の授業では、「くわしくみて」「やってみて」「さわって」「おとをきいて」「においをかいで」ということをしてほしいということを、黒板に書いてあります。 外で拾った落ち葉や木の実などを児童はすでにもっています。これらを「くわしくみて」みたり、「さわって」みたり、「においをかいで」みたりして、感じたことをワークシートに書いていく、という授業です。 手元に実物もあるのですが、児童のワークシートには…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #3(2015年11月27日)

…ョンはどうだったか、パワーチェックカードを使いながら考えている児童もいました。パワーチェックカードは、下敷きにしてあり、いつでも見ることができるようになっているので、こうした場面で先生が何も言わなくても、自分で取り出して参照する、という習慣ができています。 3. 次にどう活かすか、ワークブックに書く。 最後に、次にどう活かすかをワークブックに書いていきます。グループでできあがったワークシートだけでなく、グループ内で一緒に動画を見て気づいた点などもふまえて、書いていきます。 全…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #2(2015年11月27日)

…Sとaを何にするか、パワーチェックカードとルーブリックカードを見ながら、「なぜ、その順序にしたかのわけがいえた、がいいと思います。いいですか?」と言うと、「わけは?」と教室のあちこちから声があがります。そして、この「わけは?」に対して、また意見を重ねていくことができるのが、すごかったです。木村先生は、出た意見をホワイトボードに書いていきます。意見を受けながら、木村先生は「また前に戻ってきてるよ」「(児童たちが挙げてくれるルーブリックが)広がりすぎてまとまらないことがあるので、…

京都教育大学附属桃山小学校訪問レポートまとめ(2015年10月7日)

…力 学習支援カード(パワーチェックカード)です。 これは、以下のサイトでPDFをダウンロードすることができます。 www.pef.or.jp 全6回のシリーズでレポートしてきましたが、こちらにまとめておきます。ぜひ、お読みいただければと思います。 blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-education.jp blog.ict-in-educ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #6(2015年10月7日)

…てくれます。ここでもパワーチェックカードにしたがって、さまざまな手法で伝える工夫がされていて、ペープサートや紙芝居などを、皆それぞれに作っています。 机間巡視をしている間に、木村先生は発表の時に使う原稿だけでなく、裏の原稿にも色を塗っている児童を発見、みんなにシェアします。 「どうして裏側の見せないところに色を塗っているのだろう?」と発問します。読みやすくするため!大きく読むところがわかるように!などの答えが上がります。 ここで、木村先生は、情報ハンドブックの方で、過去の児童…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #5(2015年10月7日)

…います。 ここでも、パワーチェックカードがベースになった質問が出ていました。ある児童が、カードの「どのポイントを使っているのですか?」と質問します。それに対して、ノートにしっかり、どの項目を使ったのかも書かれていて、それをみんなで確認していきます。 木村先生は、PowerPointを使ってやってきたことを、「チャンレジした、とてもよかった」とほめてくれます。こうしてチャレンジする文化を少しずつ作っていくのだと思います。休み時間に木村先生が言っておられたように、時間がかかるけれ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #4(2015年10月7日)

…に書いていきます。 パワーチェックカードを使って説明するシーンもあります。「情報を集める」「情報をまとめる」「情報を伝える」のそれぞれの領域のスキルを何度も何度も繰り返し、違う科目の中でも使っていくなかで、こうして何度も何度も見るから、身についていくのだと思います。 その後、ペアに分かれてプレゼンテーションの練習をします。児童たちは、ペープサートを用意してあったり、クイズ形式にしてあったり、紙芝居にしてあったりと、さまざまな「伝える工夫」をしていました。 途中で、「抑揚をつけ…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #3(2015年10月7日)

…、具体例を出したり、パワーチェックカードの要素を使いながら。これが本当に素晴らしいと思いました。 このクラスの文化を作るのが大変だと思い、どれくらいかかりますか?と木村先生に質問したら、1学期(3ヶ月)くらいかけて地ならしをして、基盤を作ってきた、ということです。基盤をしっかり作らないと、こうした教室の雰囲気にはならないと思います。 児童の感想 児童からはどう授業が見えるのかな、と思って昼休みに訊いてみると、「最初は発表が苦手だった子もいるけど、だんだん変わってくる」と言って…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #2(2015年10月7日)

…。 ときに木村先生はパワーチェックカードの項目に言及しながら、児童たちに考える機会を与えます。算数の問題ではありますが、算数の問題の解き方を「どう伝えるか」「どう説明するか」というところでは、パワーチェックカードの項目が入ってくるからです。 これによって、算数の授業の中で、「算数についての知識」を学ぶだけでなく、情報をどう活用するか、というトレーニングも入ることになります。 最後に練習問題が3問出されました。時間内にできなかった問題があったり,理解が十分でないと感じたりした児…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #1(2015年10月7日)

…力 学習支援カード(パワーチェックカード) 教室に入って、最初に気づいたのはパワーチェックカード。児童は、パワーチェックカードを下敷きにして使っています。これで、児童はいつでもどんなスキルを使えばいいのかが確認できるようになっています。見学したのは4年生のクラスでしたので、4年生のチェックカードを使っています。裏面には、3年生のチェックカードが印刷されていて、すぐに前年度のものもチェックできるようになっていました。 ▼パワーチェックカードは、以下のサイトでダウンロードできます…